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中島優さん 早稲田大学第一文学部3年 ASCプロジェクト http://asc.main.jp/ など幅広い執筆活動を展開。 2004年4月下旬からキューバに留学。
キューバと女性・ナンパ攻防戦
やっとこさ、キューバへ着きました。今はまだ宿を探しているところなので、中心部の海岸近く、 マレコン通りというところのホテルへ泊まっています。 部屋は明るく、天井が高く、とても広くて、一面が窓の角部屋で、豪邸さながらです。 学校が始まるのが5月2日からなので、しばしの休みを利用してさっそく、ジャマイカにでも行って来ます。 外務省の危険国リストにキューバが載ったとか載らないとかの噂ですが、ここはいたって安全です。 私の部屋は表通り沿いで、眼下にすぐ人々が多く行き来する通りがあるのですが、週末だったこともあり、夕方になると人がわらわら集まってきます。 そして、おもむろにベニヤを運んできてステージを作り、ドラムセットが届き、夜中くらいからミュージシャンが爆音で演奏を始め、人が飛んだり踊り狂ったりしています。 ぶ厚いガラスの窓でも、爆音にはかないません。 部屋全体がライブハウス状態です。
ナンパ大国なので、外に出れば尾行されます。必ず誰かが寄ってきます。 絶えず喋りかけてきます。スペイン語は喋れないと言ってみたところで、無駄です。 一言目から愛の言葉です。道を案内してくれます。荷物を持ってくれます。暑いのであおいでくれます。花をくれます。食べ物もくれたりします。 こちらも彼らと交信する以外にはスペイン語を話す機会がまだないので、適当に対応します。 どっちにしろ、ひとりでいようがふたりでいようが、やりたいことをするだけなのですから。 そうするとだいたい2〜3時間後には決め台詞がやってきます。 「結婚してくれ」 ええ、当然、誰にでも言ってるんです。おばあちゃんにも言ってます。 女性を見たらそう言うのが礼儀だというような感じがあります。 疲れたらホテルに帰ればOK。ツーリストでない彼らは、外国人専用のホテルには近寄ることすら出来ません。 外で見張っている警備員のおじさんも大変そうです。 キューバはいまだマチスモ(男性優位主義)が根付いており、女性は守るべき存在なのです。 (女性とともに母親の存在もこの国では大事にされています。母の日には国からケーキが支給されるのです!)
ぶらぶらと大学周辺をさまよっているのですが、住むお部屋が見つかりそうです。 こちらではキューバ専門の旅行代理店の現地駐在員のお姉さんに助けてもらっています。 いつどこで会っても、キューバ人の旦那さんと一緒にいます。絶えずラブラブです。 道で熱唱しながらスキップしてる、ファンキーな旦那さんですが、ここでは結構普通です。 むしろおとなしいとか真面目とか、慎ましいの部類に入る「ホントのキューバ人」みたいです。 国民性が、わかったようなわからなくなったような…。 つづく。