大学始まりました
こんにちは。キューバも雨季に入り、雨が毎日のように降っております。
キューバでは「5月ではじめての雨に打たれるといいことがある」という言い伝えがあります。
今年は5月2日に5月の初雨が降り、スコール並みのどしゃ降りにもかかわらず、キューバ人は仕事を中断して
みんな外に出て、ぎゃあぎゃあ騒いでました。まったく、お気楽国家です。
さて、私のほうもついに月曜日から授業が始まり、この週末でちょうどワンクールを終えました。
入学テストなるものがあったのですが(0点でも入れます)、設問の意味もわからず。
外国人向けの語学学部にはいま、ビギナー〜アドバンスまで8クラスがあり、それぞれの人数は4人〜10人と
レベルによって差があります。私のいるクラスは9人だったのですが、早々に7人になってしまいました。
授業が難しすぎて登校拒否とか、とくにヨーロッパから来た留学生はキューバの生活が合わないと言って
速攻帰ってしまったりします。1ヶ月終わる頃には何人になってるのか、少し心配です。
授業はとてもハードです(とくに早稲田の普段の授業と比べると…以下自粛)。
説明もスペイン語(しかも速い)なので、まったく何を言っているのやら状態です。
宿題も多く、明日までに1から5000までの数覚えて来いとかそんな感じです。
なので、学校の勉強だけで1日3時間くらいは机に向かわなくてはなりません。
これだけ机に向かっていると、何も成し遂げていないにもかかわらず、なんだか頭が
良くなったような気になってきます。授業も、苦しいなりにも、なんとかなっているような気でいます。幸せな勘違いです。
クラスには、当然ですがアメリカ人はいません。日本人は全体の4分の1くらいを占めていて、かなり多いです。
私のクラスは、ドイツ人の建築家(25歳女性)、スウェーデン人の旅人(25歳男性)、中国人の料理人(24歳男性)、
デンマーク人の大学生(21歳女性)、あと日本人の会社員(30代の女性が4人ほど)がいました。
日本人コミュニティが発達していて、もう1年以上いる人がトラベルエージェンシー並にいろいろ面倒見てくれます。
キューバ人の手口とかも教えてくれます。ビサの申請だの、住むところの紹介などまでしてくれて、学校に来れば
とりあえずどうにかなってしまうという感じです。
留学生でもすぐにキューバの恋愛体質にやられるらしく、ほとんどの留学生がキューバ人と付き合ってます。
こっちでツーリストを引っ掛けようとする男の人には2種類いて、ヒネテーロと呼ばれる要はタカリの人種と、
とりあえず外国人捕まえて結婚して国から出たいという人種のどちらかです(と私は信じている)。
でも、留学生側でも結構、それを承知の上で、まあキューバに来たからにはこれもお国柄、みたいな感じで
割り切って一緒にいる人が多いみたいですね。
当然、スペイン語の上達は速いです。でもスラングばっかり知ってたりもする(笑)。
同じ留学生の友達にキューバ人の恋人ができた、とか言われて、ヒネテーロじゃないの? って聞くと、
そうかもしれないって言うんですね。だから「いいの?」って聞くと、「あんた日本人のくせにストイックね〜」と、
こうです。いいもんストイックでもケチでも…私はヒネテーロに貢ぐくらいなら自分がおいしいもの食べた方が
嬉しいんだもん…。しかも、みんな恋人が週変わりです。すげー回転速いです。しかし、ハバナ狭し、
キューバ噂好き。「だれだれがまた男を変えたらしい、こんどのはこうこうこういう人で、いついつに
どこどこを歩いていた」なんて噂が毎日毎日飛び交ってます。悪いこと出来ません。
授業もラテンのノリです。クラス担任制なので、1ヶ月間同じひとりの先生が1クラスを教えるのですが、
レオネーラという私のクラスの先生は、ウーノ、ドース、トレースと数を暗唱しながら右へ左へ
ジャンピング&パンチングです。教室が狭そうです。たまにリアクションわからないです。
しかし予想に反して、しっかりしたスペイン語を教えてくれます。キューバ弁ではなく、標準のスペイン語です。
まあ、学校では昼間っからビール飲んで踊り狂ってますが…この国は喫煙飲酒には本当に寛容な国です。
国の産物がラム酒と葉巻なのだから、当たり前といえば当たり前ですが。パンや豆などと一緒に、
なんとタバコも配給品のひとつなのです。吸うか吸わないかなんて関係なく、配給。
やることがないかな、なんて思っていたのですが、意外にも忙しい毎日を送っています。
下の家に住んでるおばあさんがアルツハイマーで、夜になると「キェェェェェ」とか「アィィィィィ」とか、
それこそ断末魔のような叫びを発しながら徘徊しているらしいのですが、爆睡してるのでまだ聞いたことはありません。
でも、なんでアルツハイマーって夜行性なんでしょうね…?
それではまた来週。

|