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戸部亮介さん
早稲田大学政治経済学部。南仏の町・オブナの私立中学校にてフランス人に日本語を教える。期間は2003年9月から2004年6月まで。
シャンソン
音楽を聴くのが好きな俺は、やはり、フランス語でカッコいい曲の入ったCDを買いたいと思い、ラジオをよく聴いている。ラジオはリスニング力を高めるためにも、とてもよい。そこで、俺が感じることは、フランス語のラップはやばいくらいにカッコいいということ。ロックやポップスなど、他のジャンルは日本やアメリカの曲の方が、カッコいい。ただ、ラップだけはフランスのものは、日本語よりも英語よりもカッコいいのではないだろうか。J-WAVEなんかでかかって、口コミで大ヒットしても全然不思議はないくらいに、カッコいい曲ばかりだ。フランス語独特の雰囲気とラップとが見事に合っている。俺がラジオのDJやっていたら、絶対にかけまくるような曲が沢山ある。そして、同時に言えることが、日本のCDの在庫のあまりの少なさ。パリであっても、現代の曲で言えば、坂本龍一のコーナーがある程度で、あとは歌舞伎や日本舞踊、三味線などのBGMの寄せ集めといったものしかない。最も大きなチェーンを誇るfnacや、国際的な規模を誇るバージンレコードでさえである。日本の現代の音楽でカッコいい曲は探せばけっこうある。個人的には、特にロックに特に多いのではないかと思う。X-JAPANなんかはフランスで特にウケるのではないかと思う。他にも、ミッシェルガンエレファントなど、十分に世界に誇れる日本のミュージシャンはまだまだいる。なのに、各国共通で有名なのは、アメリカかイギリスのミュージシャンや曲ばかりというのはとてももったいないのではないかと、思ってしかたがない。確かに電化製品や車などは国際的な競争が十分にされているといってもいいけれど、音楽業界に関してはまだまだじゃないかな。掘れば掘るほどに、英語圏以外から大ヒットしてもおかしくない質の高いカッコいい曲があるのではないだろうか。授業でも近いうちに、日本の今の曲で俺がカッコいいと感じるものを生徒に聞かせていくつもりだ。俺の教えている学校の卒業生でも、先輩の教えた日本語の曲を気に入っている生徒もけっこういるみたいだ。それを聞くと、ブルーハーツは、どの生徒の心もつかんだらしい。ならば、俺は「リンダリンダ」を大音量でかけてフランス中をドライブしてやろうかとも考えるよ。それって、やばいくらいにカッコよくないか?!