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石塚道崇さん
早稲田大学商学部4年
2004年8〜9月にかけて南米旅行に出かける。

南米全体の地図
ブラジルの詳細地図

 
 


 

ついにアマゾンへ




【アマゾン河】
サンパウロに少し滞在した後は飛行機で遥か北方、アマゾンのど真ん中にある赤道付近の都市マナウスに飛び立った。 やっぱりブラジルと言えばアマゾン!ピラニアやワニ、大蛇などジャングルに潜む獰猛な野獣たちに遭遇できると思うと 期待と興奮で 闘志があふれてきた(笑)。

サンパウロ国際空港から飛ぶこと約4時間、目下にはアマゾンの巨大な森林群が見えてくる。 空港で同じ大学生の日本人旅行者二人組に出くわしたため、タクシーで相乗りして市内の安ホテルへ向かう。

市内中心部に入るとジャングルの中にいるのがウソになるような人工的な町並みが広がってきた。 ここマナウスは100万人以上の人口を抱える大都市だ。

ホテルにチェックインしてしばらく部屋で休んだ後、街を散策してみたが、ここは本当にノンビリした雰囲気だった。 リオやサンパウロのような喧騒はなく人も建物も落ち着いていて、この旅行で初めて気が休まるような気がした。 実際この街では大した犯罪もほとんど起こらないらしく、買物を楽しむ家族連れやせくせくと働く人たちぐらいしか見ない。 【下の写真はマナウスの町並み】


一通り街を見回ったら日系人が経営する旅行代理店に電話して宿泊付きのアマゾンツアーを予約した。 値切り交渉して190USドルだったが、とても面白かったので高い買物ではなかったと思う。

翌日ガイドがホテルまで迎えに来て近くの港から小船でアマゾン奥地に入っていったが、 向かいの岸が見えないぐらい川幅が広く度肝を抜いた。さすが天下のアマゾン川! 川の色が茶色なのは木の葉の養分であるタンニンが溶け込んでいるかららしく、飲んでもそれほど害はないらしい。

「君、今船から落ちたらピラニアに襲われて三分で骨だけになっちゃうよ。」なんてガイドがジョークを飛ばしながら、 宿泊ロッジまで約1時間。途中、原住民の村に立ち寄ってカカオの実やアマゾンリンゴ、ガラナ(精力剤の原料)などを食べたりと、 未知の食べ物をいろいろ口にした。

ロッジに着いてしばらくゆっくりしていたが、そこから雄大なアマゾン川の茶色い景色が一望できた。 「君ら若いんだし泳いできなよ。ワニやシビレエイはいるけどね。」なんてガイドに言われたが、怖くてそんなことは さすがにできなかった。

しばらくして船で釣りに出かけた。何を釣るって、それはもちろんピラニアしかない! 牛肉をエサにして竿を下ろすともう5秒も立たないうちに喰い付きが来る。 ありえないぐらいのペースで釣れた。翌日の昼食ではピラニアを油で揚げたものが出たが これが本当においしかった。小骨は多いものの白身の淡白な味で、タイのような味がした。

夜にはワニ狩りに出かけた。基本的にアマゾンの肉食獣は夜行性なのでそれらを見たければ 日が沈んでからになる。懐中電灯で水中を照らし、それに反応して近づいてきた子供のワニをガイドが 何と手掴みで捕らえた!一瞬の出来事だった。そしてその体長50cmぐらいのワニを間違って噛み付かれないように 手掴みで恐る恐る持ってみたが、思ったより皮が硬くて異様な触り心地だった。この皮が財布など革製品に使われるのかと 思うと何だか気持ち悪い気がした。


【写真左,市場ではピラニアを始めとした豊富な種類の魚が並ぶ。、右は世界で最も美しいと言われるモルフォ蝶の標本】


翌朝はAM5時に起きてアマゾン川沖合から出る日の出を一望し、昼からはジャングルをハイキングした。 ガイドさんもよくここで夜にピューマやチーターの狩りをするということで、道案内も当たり前だけど慣れたものだった。 歩きにくいところも多かったが川を丸太で渡ったり、毒蜘蛛タランチュラやモルフォと言われる世界で最も美しいと言われる 蝶に遭遇できたりと、エキサイティングな体験をいろいろできておもしろかった。

そのツアーが終わった次の日は世界最大の淡水魚であるピラルクを飼っている水族館に行き、その大きさにまたまた ビックリさせられた。大きさの割りに性格がおとなしく、また高級食材としても重宝されるため絶滅の危機に瀕しており、 国の保護種に指定されているとのことだったが、マナウス空港のファーストフード店では”ピラルクバーガー”なるものが売られていて その”保護”に甚だ疑問を感じた。僕もピラルクはレストランで口にすることができたが、タラのような淡白な味で やはり美味しかった。

いろいろあったけど、やっぱアマゾン凄過ぎ!!!

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2004.08.27