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早稲田リンクス goabroad2007 >India
橘 理恵 第一文学部2年
春休みに友達と8日間インドを旅行。
インドと言えばカレー…もそうなのですが、牛!牛です。そこかしこに牛がいます。皆さん野良牛なんて単語を今までに聞 いたことがあるでしょうか。インドには紛れもなく野良牛が生息していて、道路の真ん中で堂々とくつろいだり、時には線 路を住処にしたりしています。そんな調子で町には牛が溢れているものですから、足元には要注意!ちなみに私は踏みまし た。
個人的にオススメなのは、渡航の際にはインド航空を利用することです。乗客の殆どはインド人で、もちろん搭乗員もイン ド人。機内食もインド料理で、インドカレーにナンとライスまで付いてきます。これがまた美味しいので、是非味わってみ てください。機内の使用言語は英語かヒンドゥー語で、行きの機内から早くもインド気分を味わえます。
異国から来た私にも感じられる程の「自然の雄大さ」がそこには存在していた。
日本に居た時は「信仰」ということについて全く考えたことがありませんでした。インド人のガンジス河に対する想いも 、知識として知ってはいたけれども、リアルなものとして捉えたことはなかった。でも今回初めて本物のガンジス河を目 前にして、人間が「信仰」を持つほどの自然の雄大さを垣間見た気がします。
朝日に照らされたガンジス河を見に行く。それを目標に、まだ日の出ないうちからベナレスの町を歩き出しました。ガン ジス河に近付くにつれて町並みはどんどん活気付き、寺院から、鐘や鈴の類だと思うのですが、本当に頭に焼きつくよう な音楽が聞こえてきたんです。その音に酔ったように町を歩いていたら、いきなり視界が開けて目の前にはガンジス河の 流れが広がっていました。
最初はあまりの河の広さに驚きました。日本ではあんなに大きな河の流れを見たことがなかった。そしてそんな広大な河 が、朝日に照らされて金色に輝いている。それは本当に文字通りの「金色」で、視界を埋め尽くすようにきらきらと輝い ていた水面は今でも鮮明に思い出すことができます。川岸からは、近くの寺院で火葬が行なわれているのか煙が絶えず出 ていて、さらには沐浴する人々も沢山見ることができました。「この河で自分の最期を迎えようと沢山の人々が集まって くる」…朝日に輝くガンジス河を見ながらそんな知識を思い出したときに、それがただの知識ではなく実感を伴ったもの に変わるのを感じました。異国から来た私にも感じられる程の「自然の雄大さ」がそこには存在していたんです。
自然とは全てを包み込み、それでいて人間では到底敵わないような力を持つものです。そんな、人の力の及ばない雄大さ を持った自然を目の前にして、感謝の気持ちや畏怖の念を持ったときに生まれるものが「信仰」かもしれないと、そんな ことを考えさせられたインド旅行でした。