「おめでとう」と人に言われるのはどんなときだろうか?
結婚したとき、
志望の大学に受かったとき
誕生日を迎えたとき
よく考えてみると、実はそれほど、人に「おめでとう」と言う機会はないし、
言われることもないと気づく。
12月9日、東京にはこの冬最初の雪が降り、朝から交通機関も麻痺、バイトに
行くのも一苦労した。バイト後、早稲田松竹の件でサークルから取材を受け、
それを終えて、凍えながら、早稲田通りを歩いていたときだった。
私たち「早稲田松竹復活プロジェクト」で運営するウェブ上のBBSにて、早
稲田松竹が復活するらしいという書き込みがあり、メンバーからことの詳細を
たしかめてもらえるように、メールが来た。
早速、劇場のほうに、問い合わせた。
「早稲田松竹、復活するんですか?」
「はい。」
「いつからですか。」
「21日からです。」
「本当ですか?」
「本当です。」
「ありがとうございました。」
妙に抑揚のないやり取りを終え、ちょっと考えた。
もしかしてーーー。
早稲田松竹復活か???
いや、そうだ、復活だ、間違いない。
だって、そういっているのだから。
その後は各メンバーに順次、その旨を報告、お世話になった関係者の方々にも
ご連絡をしていった。そのあとのことは、ご想像にお任せするが、その日は電
話が鳴り止まなかった。
11日、AM 8:55 今現在でも、「おめでとう!」というメールが届く。
たぶん、これからの長い人生のなかでも、これほど人に「おめでとう」といわ
れることは、そうないんじゃないだろうか?それぐらいの量。
私たちが、どれくらいのことができたかといったら、その成果を推し量ること
はむずかしいが、この復活劇の脇役くらいにはなれたんじゃないだろうかと思
う。
映画には、たくさんのストーリーがある。でも、それと同じくらい、その映画
を上映する映画館にも物語があるということだ。
その一つがこの早稲田松竹の復活だろう。
私にとっては、ちょっと早めの、最高のクリスマスプレゼントだ。
|