インターネットの普及、デジタル化が著しい早さで進む中、今年でテレビ誕生50周年を迎える日本。50周年という節目である今年は各地で「テレビ」をテーマにしたイベントが開催されている。そんな中、メディア学習支援を行うNPO法人「創造支援工房FACE」のプロジェクトの一つであるメディア寺子屋が10月25日(土)に国際大学グローコムにて「インターネット時代のテレビの試み」と題した講演会を開催する。
「僕もメディア寺子屋に関わってまだ一か月くらいだから、あまり大したことは言えないけど・・・」と、少しはにかんだ笑顔で、そして謙虚にインタビューに答えてくれたのはメディア寺子屋スタッフの白倉幸治(社学・2年)さん。白倉さんの所属するゼミのゼミ長がメディア寺子屋に誘われたことがきっかけで、白倉さん自身もこのプロジェクトに携わるようになったそうだ。現在、メディア寺子屋には早稲田だけでなく慶應・上智・青山学院・一橋など他大学生も所属しており、学生スタッフを中心にこのような講演会を定期的に開催している。
メディア寺子屋はこれまでも「ニュー・メディア」「テレビとは何か」といったタームを設け、ブロードバンド時代の映像メディアの可能性についてとりあげてきている。今回の「インターネット時代のテレビの試み」では、テレビの世界では一体どんなインターネット時代を意識した試みが行われているのか、現役のテレビ・プロデューサーを招いて話を伺うという。今回お招きするのは、言わずと知れたNHKの「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」といったドキュメント番組製作を中心に活躍する角英夫さん。角さんの講演の後は参加者で90分間のグループディスカッションをする。
そんな講演会を運営するスタッフの白倉さんが最近気になるのはメディアリテラシー。「多くの視聴者は、ブラウン管から流れてくるニュースをそのまま鵜呑みにする人がほとんどだと思います。実際のところ裏では政治家による圧力があるかもしれないし、各メディアの事情っていうものもあるかもしれない。正しいと言われていることが本当は間違っているかもしれない。視聴者は、あらゆるニュースの信憑性を一度考えてみて、あとは数多く存在する情報を取捨選択する能力を身に付ける必要性があるのでは、と僕は思います。」確かにニュースの受け手、つまり視聴者である私達はこれからは従来の受動的な姿勢のままではいけないのかもしれない。一度は「疑う」ということが必要なのかもしれない。
「最後に何か一言」と尋ねると白倉さんはしばらく頭を抱えて最後のキメの台詞を考える。しかし、これがなかなか決まらない。「あとで適当に編集なり加工して下さい(笑)」と付け加えてからこう言った。「今回の講演会に参加して、テレビの在り方というものをあらためて考えてもらいたいですね。あと、さっきメディアリテラシーについて触れたわけですが、講演会に参加してもらって、これからも『賢く」テレビと付き合ってもらえたらなと思います。」
| テーマ |
インターネット時代のテレビの試み |
| 講師 |
角 英夫 氏 |
| 日時 |
2003年 10月25日(土)13:00-17:00(12:30開場、遅刻厳禁) |
| 会場 |
国際大学グローコム
http://www.glocom.ac.jp/top/index.j.html
〒106-0032
東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
営団地下鉄 日比谷線「六本木」駅下車 出口1から徒歩8分
六本木通りを渋谷方面へ。六本木ヒルズに沿って旧テレ朝通りを左折。六本木ヒルズ沿いに進んだ道路左側の建物。
(地図 http://www.glocom.ac.jp/top/map.j.html) |
| 参加費 |
学生:1000円 社会人:2000円 |
| プログラム |
12:30 開場
13:00 開演、あいさつ
13:15 講演(90分)
14:45 休憩(15分)
15:00 グループディスカッション(90分)
16:30 総括
16:40 次回定例会告知・二次会案内
16:50 終了
17:40 二次会 (親睦会。近隣の居酒屋にて。希望者のみ。3000円程度。) |
| 参照 |
メディア寺子屋 http://www.iface.ne.jp/media/ |
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