「非常識人間入門講座」  

来たる6月18日(金)に企画集団便利舎の6月企画「非常識人間入門講座」が安部譲二氏を招いて行なわれる。便利舎の中でも中心となって活動している浅利さんと塩谷さんにこの企画にかける意気込みを伺った。


―なぜ安部譲二氏を呼ぼうと思ったのですか?

浅利「今回の6月企画をやるにあたって、どういうことをやろうかと模索しているときにたまたま安部譲二さんの漫画を読んだのがはじまりですね。それで興味を持ってホームページで経歴なんかを調べてみたら、これがすごいんですよ。麻布中学在学中から仁侠と関係があって、刑務所にも入ったし、24時間営業のレストランの経営や日本航空のパーサーをやったりもしているんです。パーサーは前科がバレてクビになったそうですけど(笑) もともと文化人系の人を呼ぶつもりでいたので、こういう色々な経験を積んでいる人を呼ぶことによって早大生にいい意味で刺激を受けてもらえればと思ったんです。それと、事務所に連絡して企画書を送ってみたら15分後にはもう返事が来たんですよ、『基本的にはやります』って。その熱意を感じたというのもありますね」

―「非常識人間入門講座」ってすごいタイトルですけど、これは誰が考えたのですか?

塩谷「僕が考えました。安部譲二さんがホームページの中で『俺はあらゆる既成概念を無視したアンポンタンだった』と言っていたので、この人には僕たちの考えている『常識』が常識ではないのだと思ったんですよ。安部譲二さんの話を聞いてもらうことによって、少しでも既成概念の殻を破るきっかけになればということでこのタイトルを付けました」


―早稲田大学では様々な団体が講演会を行なっていますが、他の団体との違いなどはありますか?

浅利「僕らは『企画集団』を名乗っていますから、企画ということに重点を置いています。サークル内では『企画ありき』の人もいれば『人ありき』の人もいますけど、著名人を呼んで話してもらって終わり、というのではないんですよ。昨年度の早稲田祭ではルー大柴さんを呼んだのですけど、その時は僕らが作った企画の通りにやってもらったんですね。『人ありき』の場合でも、その人の話を最大限に活かすために照明とかBGMとか『空間』的なことを工夫しています」


―最後に、今回の企画を通して伝えたいこと、意気込みなどをお願いします。

塩谷「安部譲二という、僕らとは全然違う世界を歩んできた人の話をダイレクトに届けて、聞いてくれた人に何らかの影響を与えて帰ってもらいたいですね」

浅利「安部譲二さんはネームバリューこそSMAPには劣るかもしれないですけど、僕らは他の団体がSMAPを呼んで企画したものに負けないクオリティーだと思っています。安部譲二さんの生きた言葉を是非聞いてください」




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【取材】長崎・吉見 【編集】吉見