―「ぼくら」と「今」と「暴力」と― 2004年4月16日(金) 13:30〜@早稲田大学井深大記念ホール
常に社会への問題提起を続けるイベント企画サークルqoonの今回のテーマは「暴力」。
現在上映中でカンヌ国際映画祭史上初のパルムドールと監督賞をW受賞した「エレファント」を無料で上映し、 その後著名人のトークショーを行う。
qoon幹事長の増田勇樹さんと、「CAUTION!! Elephant」学内広報の谷直哉さんに話を聞いた。
―なぜ「暴力」というテーマを扱おうと思ったのですか?
増田:もともと僕たちはアメリカの銃規制の問題を扱ってきておりましたので、 「暴力」というものには興味がありました。最近の世界情勢を見ていて、テロが
多発したり自衛隊がイラクに派遣されたりという状況下に置かれた僕たちとして、 その思いやメッセージを何かに絡めて伝えたいと思っていたときに、「エレファン
ト」に出会ったのです。
―4月のこの時期にイベントをするというのも大変だと思いますが。
増田:新入生が入学してきて、彼らが今一番アンテナを伸ばしている時期なので、 感受性が強い時期にこういうことを考えておいてほしいという願いがあります。
―銃規制にしろ暴力にしろ、qoonが一貫して伝えていきたいことがあるんですね?
谷:伝えていきたいというよりも、一人ひとりにもっと考えてもらいたい。一人ひとり 違う考え方があると思うので、自分の中で考えて、その問題に対してどう行動していく
かというきっかけになればいいと思います。
増田:アメリカが戦争を起こすとか、日本が自衛隊を派遣するとか、人が殺されるという ことに僕らは慣れすぎてしまっている。メディアが発信する情報を何も考えずに受け流し
てしまっています。そのことへのアンチテーゼというか、考えるための材料として「エレ ファント」を選んだのです。「暴力」について考えるためのヒント・材料をみんなにわけて
いきたいと思っています。最近起こったイラクでの日本人人質事件にしても、メディアが 色々と言っているけれども、一人ひとり自分なりに考えなければならないですね。
―このイベントのアピールポイントは。
谷:本を読むよりも映画を見たほうが考えやすいということもあるし、映画自体もきれいに撮れているので見やすいから、いいきっかけになると思います。それを見て考えてもらえたらうれしいです。やはり映画は考えるヒントになりやすいですからね。
増田:今話題の映画ですし、無料で見られるようにしているので、それを通して自分の中に何かを受け取っていただいて、自分の社会について向き合う時間を持ってもらいたいと思います。あまりかたくならずに気楽に来て欲しいです。
新歓の喧騒が止み授業も開始されたこの時期に、自分や社会を見つめ直すきっかけになるだろうこのイベント。新入生だけでなく、上級生も是非参加してみてはいかがだろうか。
○CAUTION!! Elephant情報
「エレファント」入場整理券は限定200枚。
4月14日13:00ごろから西早稲田キャンパス、戸山キャンパス内に設置するブース にて配布。
4月16日13:30〜早稲田大学井深大記念ホール(中央図書館1階)
第2部のトークショーは14:50開場
共催:早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
協賛:潟Gレファントピクチャー
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