早稲田大学は2007年に創立125周年を迎える。本学において125という数字は特別な意味を持つ。創設者大隈重信が「人生125歳説」を説いて以来、大隈講堂の塔の高さが125尺に設計されるなど、早稲田大学および大隈重信に深く関わる数字として扱われるようになった。そこで創立125周年に向けて今後様々なイベントが展開される予定だが、その一環として大学とともに125周年を盛り上げていこうとする学生団体が発足した。それが「WASEDA125」である。今回は代表を務める池田祐一朗さんにお話を伺った。
――WASEDA125とはどのような団体ですか?
125周年を迎えるにあたって学生の視点からも文化・情報を発信し、大学と協力して125周年を盛り上げていきたい。そんな想いからできたのがWASEDA125という団体です。「新たな早稲田文化の発信の提言」を統一コンセプトとして掲げています。この"新たな早稲田文化"とは、ゼミ・サークルなど団体内の縦の繋がりによる既存の枠を超え、他団体と一緒に活動するなどして横の繋がりを広げた際に生まれるものを指します。そして新たな早稲田文化のメッセージを社会に発信していくことを目指します。
――どのように社会と関わっていくのでしょうか?
スポーツの世界にも音楽の世界にも、社会には当たり前のように一定の価値観が存在しています。その固定化された価値観を少しでも変えたい。そして変える力を早稲田の人間は持っていると思います。僕たち学生が中心となってその力を社会へ投げかける。それによって10年後の早稲田、10年後の社会に何かしら変化をもたらせられたらいいです。
――具体的にどのような企画を考えていますか?
「共鳴から共創へ」をテーマに様々な企画を立案しています。まず2006年には125という数字の意味を浸透させ、「共鳴」してもらうための企画を考えています。その一つとして「早稲田大学創立125周年カウントダウンプロジェクト」。カウントダウンをするにつれて人々の意識は高揚し、早稲田に関わる全ての人に125を体感してもらう。そして2007年には「共創」を目指し、テーマに沿って社会へとメッセージを発信していきます。
例えば、地域・学生・大学の新たな関係づくりをめざす「地域プロジェクト」や、「見る」スポーツとして早慶戦観戦ツアー、「やる」スポーツとして体育各部と交流を図るフェスティバルなどを構想中の「スポーツ振興プロジェクト」があります。
――現在メンバーを募集していますが、どのような人に来てほしいですか?
色々なバックグラウンドを持っている人が入ってくれたらいいと思いますが、逆にそのバックグラウンドをなくしてほしいです。矛盾したようなことを言いましたが、つまり「ゼミ・サークルでこんなことをやった」という業績にとらわれるのではなく、まず一早稲田人として、個人として来てほしい。そして一緒に125周年を盛り上げていけたらいいですね。
創立125周年を迎える早稲田大学。そんな記念すべき年に在籍している偶然の中で、自分も何かやりたい。そんな想いがあるなら、ぜひWASEDA125に関わってみてはどうだろうか。
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