T.A.P. 天龍村アートプロジェクト
〜アートを通じた村おこし〜
 

天龍村アートプロジェクト、通称T.A.P。長野県一過疎化が進み、高齢者人口が全体の約50パーセントという、深刻な問題を抱えている天龍村。そんな天龍村をどうにかしたいという、熱い想いをもった学生たちがいる。天龍村アートプロジェクト、通称T.A.P。アートを通じた村おこし、という新しい試みだ。

TAPの活動に関して、天龍村の村民はどのように思っているのだろうか。
「この村をどうにかしたいんよ」
かねてから村への強い思いがあった伊藤さん夫妻。
しかし、村全体ではあきらめの傾向にあったという。そんな中、TAPの話が伊藤さんの耳に届いた。村民もあきらめかけていたこの村を、救おうと言ってくれる若者たちがいる。

「聞いたときは本当嬉しかったで。本当に」
と、旦那さんの喬次さんは満面の笑みを浮かべながら語っていた。村民の反応を尋ねたところ、「広く歓迎されてきとるよ」と、好感触であることを教えてくれた。学生たちが去年行った学童保育ボランティアが高く評価され、また何よりも村になじもうと努力している姿を見て、最初は否定的であった村民の考え方が少しずつ変わってきているという。
最近では、回覧板でホームステイ先を募集するなど、むしろ協力的な体制になってきたそうだ。 「だから今回は絶対に大丈夫。1年間あんながんばって準備したで、今年は絶対成功するよ」と、奥さんの裕子さんも太鼓判を押しているほどである。

村民たちは思っている、人との交流をもちたいと。
村民たちは願っている、誰でもいい、この村を訪ねてほしいと。

そんな村民の心からの願いが、TAPの原動力になっているのだろう。

【参考URL】
天龍村ホームページ http://www.vill-tenryu.jp/
【取材】下平【編集】小島