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裏に企業の広告が入った新歓用のチラシを、一万枚まで無料提供してくれるという、学生にとってありがたい企画が実施されている。中心となっているのは、早稲田大学起業サークルfamiliar。代表の佐藤かつあきさんにお話を伺った。


――まず、「起業サークル」とはどのようなことをするサークルなのか教えてください。また、具体的にfamiliarはどのような活動をしているのですか?

「起業サークル」というと、「ビジネスを立ち上げるサークル」と思われることが多いですが、違うんです。起業サークルとは、将来的に独立して経営者になりたい、という人たちが集まって情報を共有する「場」なんですよ。今まで早稲田にはそういう「場」がなかった。だったら作ろう、と思って去年の秋頃に立ち上げたのがfamiliarです。活動は特に決まっていません。集まりたいときに「今日どう?」と声をかけあって、自由に話をする。面白い本やイベントを教えあったり、他大の起業サークルと連絡をとって、イベントや交流会を開いたりしています。

――『新歓チラシ一万枚まで無料で提供』という企画は、familiarで取り組む初めての大きな企画だとお聞きしました。企画立案までの経緯をお伺いしたいのですが。

学生にとって、大量のチラシを作るのは大きな負担ですよね。僕の周りからも「お金どうしよう」という声がたくさん聞こえてきて。これまで早稲田には、クレジットカードの契約と交換にチラシを作る業者が来ていたらしいのですが、あまり良くないことですよね。そんなとき、「学生の力でもチラシを提供できるんじゃないか」と思って。今まで営業をしてきた企業の知り合いに持ちかけてみたら協力してもらえるということだったので、じゃあやろう! ということになりました。早稲田だけではなく、他大の起業サークルとも協力して展開しているんですよ。

――今後、familiarをどのように発展させていきたいですか?

思い立ったら即行動、をモットーにしているんです。だから、そういうチャレンジ精神と独立志向を持った人にはどんどんfamiliarに来てもらって、一緒に家族のような関係を築いていきたい。元々それがサークル名の由来なんですよ。そしてもう一つ、決まりごとのないサークルでいたい。起業分野によって学ばなくてはいけないことは違うのに、決まった活動をすると、それが一人ひとりのやりたいことに対する阻害になってしまう。そういうことはしたくないんです。どんな分野に興味を持つ人がきても受け入れられる、自由なサークルでいたいです。「起業したい」「独立したい」と思ったら、じゃあfamiliarだ、と思ってもらえるようになりたいですね。

【プロフィール】
佐藤かつあき
早稲田大学法学部一年
早稲田大学起業サークルfamiliar代表





【早稲田大学起業サークルfamiliar】
昨年の秋に佐藤さんを中心として作られた、現在早稲田唯一の起業サークル。活動は不定期。独立したい、経営者になりたい、趣味を仕事にしたいなど、アツい想いを持った人を随時募集中。

記事:當間 光沙