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早慶戦、早稲田祭と並んで早稲田三大行事の一つの「百ハイ」こと、 本庄〜早稲田100キロハイク。今年で45回目を迎える「百ハイ」とはいったい何なのか? 簡単に言うと、埼玉の本庄市から早稲田大学までの道のり100キロを延々と歩くイベントです。 正直な話、100キロも歩くなんて馬鹿げていると思うかもしれませんが、 去年は1000人を越える早大生が参加しました。


―――本庄〜早稲田100キロハイク(以下:100ハイ)の魅力とは?
―――100キロ歩くっていうのは普通の人間にとっての大きな肉体的・ 精神的挑戦なんです。1000人規模で早稲田という同じ方向に向かって、 一緒に歩く。一人ひとりの挑戦でもあるし、1000人での挑戦でもある。 100キロ歩くという無駄だと思われることに、真剣に本気でできるのは 早稲田だけでしょう。一人ひとりが100キロを歩くその一歩一歩に、 なにかしらの発見があると思います。
しかし、一度は心が折れるところがあると思います。積み重なる疲労で、 一歩一歩に全神経を集中させなければ足を前に出せないかもしれませんが、 そんなときにはバファリンかナロンエースを飲んで足を前に出してくだ さい。立ち止まってウジウジするよりも、歩きながらバキバキやったほ うがいいんです。慶應ならそこでタクシーに乗るじゃないですか。東大 なら自動車作ります。早稲田だから歩くしかないんです。
今回のスローガンを言わせていただくと「本気の寄り道」です。寄り道 は最短ルートではないけれど、遊び心と発見と挑戦に満ちたものです。 その寄り道に本気で臨むのが100ハイだと思っております。
―――100ハイは全部で六区に分かれていますが、特につらい区は?
―――特につらい区は三区ですかね。朝はみんな仮装していて 楽しいイベントに参加したと思っている人たちが、二区で段々 新鮮味がなくなり、疲れ始めてきて、三区で夜中に暗い中を不安に なりながら歩いて、そろそろこんなイベントに参加しなければ よかったって思い始めるんですよ。
四区は約10キロで100ハイの中で一番短い区間ですけれども、 ここが一番楽か辛いかはもっとも意見の分かれるところです。 三区を早い段階で歩ききっている人は仮眠所で長い時間休むことが できるんですが、夜通し歩いている人はほとんど寝ることができず、 足がほとんど回復せずに四区を歩かなければいけません。休んだら 休んだで、なまじ長い休憩が入ることによって、体が固まってしま う人もいます。100ハイの中ではたったの10キロですが、日常生活 で10キロも歩くことは中々ないんです。
―――100ハイといえば仮装をして歩くことが有名ですが、過去の 仮装大賞を受賞したものはどのようなものですか?
―――仮装大賞とゼッケンネーム大賞の二つがあります。毎年見てい ると団体が全員同じ仮装をすることによって、デモンストレーション 的効果を生み出しているのもあれば、非常に奇抜な格好をすることで 度胆を抜いてくれるところもあります。社会的な風刺をすることで、 早大生のインテリジェンスとユーモアが噛み合ったような服装をして くれる人もいます。それぞれの方向性が違うので、今年から細分化し て大賞を際立たせたいと思っております。
三年前まで仮装大賞を九連覇された方がいて、ペプシマンやダカラの 小便小僧や森元首相などに仮装していました。その方がサイトを開い ていて、100ハイで検索すれば三番目くらいにでてきますよ。


【プロフィール】
第45回本庄〜早稲田100キロハイク実行委員会実行委員長
政治経済学部政治学科3年 込山純一(こみやまじゅんいち)
第49期早稲田精神昂揚会正幹事長
法学部3年 星洋平(ほしようへい)

*夜道を独りで歩くのは危険なので、三人以上で歩くことを強く呼びかけています。
*懐中電灯は絶対忘れないようにお願いします。

記事:斉藤龍之介