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地雷が埋まっている原っぱ、地雷原。現在地球上には約1億個の地雷が埋まっていて、 30分に1人がその被害にあっています。GLOBE PROJECTは「スポーツを楽しむことを社会貢献に」 を理念に、カンボジアの地雷除去のためスポーツイベントを行っています。創設者で代表の菅原聡さん にお話しを伺いました。


――GLOBE PROJECTを立ち上げたきっかけは何ですか?

僕が一年間休学をして、世界を一周したことです。NGOや国連機関でスタッフをしながら生活していましたが、 もとはボランティアとかに興味がなくて……。でも、活動していく中で、一部の人の利益のために大勢が苦し むっていう世界の構造自体がおかしいんじゃないかと思い始めたんです。それを変えるには、国際援助や教育 などもあると思うんですけど、僕は自分が関わるとき楽しくないと絶対続かないなと思って。じゃあ自分が ずっとやっていて楽しいのは何かと考えたときに、出てきたのが小さい頃からずっと続けていたスポーツで。 じゃあ、これを切り口に何か出来ないかなと。


――カンボジアに視察に行かれたと伺いましたが、どのような感じでしたか?

驚いたのは、子供達がボール遊びをしているすぐ横に「DANGER MINE」と書かれた赤いテープが貼ってあって、 そこを超えたらもう地雷原なんです。生活の近くに踏んだら足が吹っ飛ぶような場所があること、紛争はもう ずっと前に終わっているのに、いまだに被害が後を絶たないことにショックを受けました。


――運営されている、フットサル大会GLOBE CUPについて教えて下さい。

参加者から集めた大会参加費で、開催するコートと同じ大きさの地雷原を除去します。1uの地雷除去に 100円かかるのですが、1回の大会ごとに、フットサルコート一 面分(31×20m=620u、62000円)の地雷原 が除去されます。僕らが楽しくフットサルをする事で、カンボジアでも同じ広さ分だけ安心に遊べる場所が出来るんです。

――どのような人に参加して貰いたいですか?

大会趣旨に賛同する人だけでなく、地雷にも社会問題にも興味がない、ただスポーツをしたい人にも来てもらいたいです。 考えるきっかけを作るのも大事だと思っていて。もしコートに地雷が1つでも落ちていたら、誰も試合したくない。 でもそんな場所が同じ地球にあって、それが今日、自分がスポーツを楽しむことで無くなる。「そういう関わり方もあるんだ!」 ということに気づいて欲しいんです。そうすればその人の中に芽ができて、後日新聞やテレビで地雷関連の記事を見たときに、 気になって少し読むかもしれない。そうやって、少しずつこういった問題に対しての意識が変わっていけばと思っています。

――最後にメッセージをお願いします。

世の中には、僕たちのちょっとした意識で変えられる現実があります。もちろんこの活動が全てを解決するわけではないけれど、 安心して歩ける場所が確実に出来ることも事実です。「スポーツが未来を考えるきっかけに」。そう願って活動しています。


【プロフィール】
GLOBE PROJECT代表 菅原聡さん(すがわらそう)
早稲田大学第二文学部四年生
記事本文中、一番上の写真
*近日GLOBE CUP 開催!!
詳しくはGLOBE PROJECTのホームページをチェック!!
URL : http://globe-project.jp/

記事:薬師 由佳