「学生時代、何かに打ち込むのは大切なこと」と語るのは、慶應義塾大学経済学部2年の吉本雅人。彼は国際ビジネスコンテストOVAL Beijing2007の代表だ。今回は、このコンテストを運営するインカレの学生団体OVALについて紹介してもらった。
――OVALとはどのような団体ですか?
日中韓の学生が参加する国際ビジネスコンテストを開催しています。このコンテストがアジアの未来を担う学生にとって、直接交流のきっかけになって欲しいです。OVALは2004年に始まったんですけれど、この頃、東アジアの情勢は良くなかったんですね。慰安婦問題とか竹下問題とか。これらの問題が報道されると、私たちはアジアに対してステレオタイプな考え方になってしまいがちです。しかし、若い世代の中国人や韓国人は「解決するためにお互いが協力していきたい」と前向きで、実際に話してみるとイメージが変わるんです。ビジネスというボーダレスなテーマで議論しあい、ステレオタイプな考え方から脱却して欲しいと思います。
――OVALの魅力は何でしょう?
参加者の魅力から話せば、レベルの高い学生が多いことですね。5泊6日を共に過ごすので、非常に仲良くなります。ネットワークが広がると同時に、将来のビジネスパートナーに出会えるのではないでしょうか。運営する側の魅力は、インカレなので色々な大学の人と一緒に活動できるところです。学校によって個性が随分違うんですよ。早稲田の学生の良いところは、高いモチベーションを維持しながら一生懸命に活動するところだと思います。モチベーションが本当に下がらない。一緒にいて、すごく刺激になります。
――吉本さんが考える大学時代とは?
一言で言うと、理想と現実のギャップに悩む時期ですね。高校から大学に上がるときに、「東アジアはこうあるべきだ、こう社会があるべきだ」という理想があったんです。いざ大学生になってみると、社会の嫌な部分が見えてきて随分と悩みました。ただ、悩むのは誰でもそう。悩むことが学生にとって、重要だと思います。大学生は社会人と学生の中間で、四年間で自分の将来を判断しないといけない。何が自分の将来につながるか分からないと思うから、とにかく色々なことに挑戦してみることが大事です。悩むためにもいろいろアグレッシブにやったほうがよい。悩んだ結果なら、将来の目標を変えてもいいし、軌道修正はいくらでもできますから。挑戦して、悩む。それって間違いなく自分の成長に繋がると思います。
もうすぐ熱い夏が来る。この夏、あなたは何に打ち込みますか?
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