レモンステーキを知ってるか。

『ステーキの発祥の地は?』と聞かれれば大抵の人はアメリカやヨーロッパなど古来から肉を食ってきた国を答えるであろう。

写真はブルックリンNYのDINOSAUR Bar-B-Q

 

しかし、日本にも日本発祥のステーキというものが存在する。
もちろん『鮪ステーキ』とかいう魚で肉に対抗するとかいう邪道ではない(バカにしているわけではありません)。

それが『レモンステーキ』だ。

日本人とは偉いものでただ単にそのまま海外の料理を取り入れるたりはしない。
取り入れたものを日本人の口に合うようにとアレンジを加える。『洋食』というジャンルがそれにあたり、喫茶店で出てくるナポリタンやエビフライ、コロッケなど日本人の生み出した洋食は数多く存在する。
レモンステーキも何を隠そう『洋食』の一種である。

ちなみに僕が一番好きな洋食屋は笹塚にある洋食屋『ロビン』。
初めて入店した時からなぜか懐かしいものを感じ、それを追求すべく何度も足を運んだ。
しかしなかなか理由を暴くことはできず、2018年3月に突然の閉店。悲しくて悲しくて。
ショーウィンドウに飾られている蝋細工を見ながら感傷に浸る半年であった。

そのロビンも今では元気に再開しています。行列のできる日がないほどの人気のお店。一度足を運んでみては。(→参考:ロビン

 

脱線しました。レモンステーキの話に戻ります。
海外の生活にあこがれた昭和50年代。日本にはたくさんのステーキ屋が並び始めた。
しかし、日本人にとってステーキを上手に焼くことは難しく、また、脂っこい肉や赤身の堅い肉には嫌悪感を抱いていた。
その悩みを解消すべく長崎県佐世保、『れすとらん門』の創業者松尾龍暁さんが生み出したのがレモンステーキだ。

名前のとおりメインは牛肉とレモン。
すき焼きよりも少し厚くスライスされた牛肉に薄くスライスされたレモンが乗っているのがこの一品の特徴だ。

とても発祥地の長崎までは赴くことはできないなと落胆し思い焦がれていたとき、
新宿小田急百貨店で九州・沖縄物産展でレモンステーキのイートインがあるという情報を入手。

足を運ばぬわけには、食べぬわけにはいかぬと思い大学の帰りに寄り道。

出店していたのは和伊懐石『縁』。こちらもレモンステーキでは有名なお店だそうで、アマゾンでもレモンステーキのソースを販売しているほど。(参考:和伊懐石縁佐世保レモンステーキソース

確かにメインは牛肉とレモンであるが、店によって製造方法が異なるレモンステーキの専用ソースが味の決め手であるらしい。

ご褒美と称して(特に何も努力していないので何のご褒美なのかは不明であるが)レモンステーキ150gを注文。

5分ほどでかわいらしいおばあさんがステーキを大事そうに運んできてくれた。

アツアツの鉄板に乗った肉は目を見張るほどの綺麗さ。そこに件のソースをかけて一気に焼き目をつけるのがこの店流。
真っ赤だった肉が一気においしそうな色に変わる瞬間は目を離すことができない。
と、目で楽しんでいるうちに牛肉の独特なにおいとレモンの香りが鼻を刺激。食欲は一気にMaxに達する。

ナイフとフォークで食べるのもよいがこれは『洋食』であるなとふと思い、箸でいただくことに。

 

旨い。。

 

口の中で溶ける牛肉の食感がたまらない。牛肉の濃厚な脂をレモンの果汁が爽やかにし、もう一枚、もう一枚と食欲は加速させられる一方。
瞬く間に肉は胃袋へ。最後の一口は鉄板に余ってしまった肉汁とレモン果汁をライスに存分に染みこませ、それを肉で巻いて食べた。

まずいわけなんてありゃしない。

小田急百貨店では頻繁にイベントが開催されていますので気になった人はチェックしてみてください。

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