受験生応援コラム

Vol10.試験前日と試験当日のアドバイス


年が明け、センター試験が終わり、併願校をいくつか受けてきて、本命の早稲田大学の試験に向けて追い込みをかけているころでしょう。
今回の応援コラムは、「試験前日と試験当日の過ごし方に関するアドバイス」がテーマです。
ここでは、実家から直接試験会場に向かう方と、上京して試験を受ける方に分けてアドバイスをしたいと思います。


【試験前日】
●首都圏に住んでいる受験生へ
 試験前日は、英単語帳を軽く見る程度が一番です。あまり勉強しすぎると逆効果です。
なぜなら、あまり覚えていない内容を見つけるたびに、それを覚えるのに必死になり「あれもこれも」とどんどん焦ってしまうためです。 焦れば焦るほど、自分の実力が発揮されなくなります。十分お気を付けください。
また、できるだけ早く寝るよう心がけましょう。睡眠不足は思考の妨げです。

●上京して試験を受ける受験生へ
東京への移動時間は長いと思います。長旅の疲れが残ることのないようにしてください。
実家から受験する人と同様に、前日の詰め込みは危険だと思うので、一問一答や単語帳を確認程度に読めば十分です。
また、ホテルにチェックインしたあとで、一度会場の下見に来ることをおすすめします。当日、道に迷うことなくすんなり到着するためです。 私が下見をした際には、同じ受験生がちらほら居て、「彼らもライバルなのかぁ。負けられないな」と、士気を高める契機になりました。

【試験当日】
○雰囲気にのまれないために
試験は自分との戦いです。たとえ賢そうな受験生が周りにたくさんいたとしても、彼らではなく試験問題とだけ向き合えるよう留意してください。
雰囲気にのまれないために、自分がリラックスするためのアイテムを持参しましょう。例えば、音楽プレイヤーで自分が好きな曲を聴いてリラックスすることは、効果的なリラックス方法のひとつだと思います。

○昼食の購入について
一旦キャンパス内に入ると外に出ることはできませんので、事前にコンビニなどで昼食を購入しておくことをおすすめします。
食べ過ぎてしまうと眠気が起こるので、胃の負担が軽いパンやおにぎりなど、軽食にとどめるのがいいでしょう。

○空調について
試験会場として使用される教室は、高校の教室ほどの狭いものから数百人単位で収容できる人大規模のものまで様々です。
よって空調の効きがまちまちで、寒暖に耐えきれない人も例年たくさんいます。ご自身でうまく調整できるよう配慮しましょう。
また、どうしても耐えかねると思った際には、ためらうことなく試験官にその旨を伝えましょう。

○最後に
試験が終われば受験生は一斉に大学を後にしますので、早稲田駅や高田馬場駅は混雑します。
あらかじめ、帰りの切符を買っておきましょう。また、早稲田大学を複数学部受験する方は、次の試験にも生かせるようにインターネットや予備校が配っているビラなどで答え合わせをしてみてもいいでしょう。ただ、結果を知って一喜一憂してしまう方は、控えたほうがいいと思います。
4月に早稲田で会えることを楽しみにしています。
それでは受験がんばってください。
2011年2月


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