Vol18.センター試験を終えた君へ
早大受験生の皆さん、センター試験お疲れ様でした!
私たちわせ杜部員のたったひとつの願いは、皆さんがセンター試験を乗り超えて、早大入試を突破することです!!
そんなメンバーが、今回はひとりひとり「センター試験後の過ごし方」についてコラムを書きました。
■落ち込むな、調子にも乗るな ペンネーム:O西Y莉
センターでやらかした人。
落ち込む必要もヒマもありません。
早稲田だけを意識して、今までどおりの勉強を、試験が始まる前の最後の一秒まで続けなさい。
逆に大成功!な~んて図に乗っている人。
センター試験は最後の””模試””です。
一般入試で早稲田を目指すなら、センターで高得点をとること自体は極端な話ほとんど無意味。
センターは、最新の自分の位置と弱点を教えてくれるだけ。
模試で一回成功したら必ず合格できるなんてことないよね。
私の場合、得点率は9割を超え、明治、立教、青山、成蹊、東女をセンターでおさえることが出来ました。
もちろん合格通知を受け取るのは気分のいいものでした。
でも、私が行きたかったのは早稲田でした。
センターでいくら多くの合格をつかもうと、そこに早稲田が含まれていない以上意味はありません。
「お前はまだ何も成功させていない、いま手を抜いたらこの成功も含めて1年間の全てが無駄になる」と自分に言い聞かせました。
それを踏まえて、まずは勉強について。
センターまでやっていた勉強は、基礎的な演習(1日あたりのノルマを決めていた)+センター対策+早大対策。
センター後は、そこからセンター対策を取っ払って、基礎的な演習+早大対策×2。
新しい解き方を学ぶ必要はもう無いです。
時間には限りがあるのだから、必要のないことは切り捨てる。
今までの解き方を何度も演習で実践することにつきます。
着手してない過去問が残ってる人は当然やる。
受験する学部の過去問を一通り解き終わっている人も、同じ問題を繰り返してみる。
無駄じゃないよ、どうせ一回も満点なんか取れないから。
理想を言うなら、過去3年分くらいの他学部の過去問もやれるといい。
私はスポ科や理工の英語もやった。
次に、生活。
「今までどおりの日常を大切に」。
これだけ。
自分のペースを保つ為に周りとの接触を絶つとしたら今。
君たちの本番まではあと約1ヶ月。
限られてはいるけど、夏休みとほぼ同じだけまだあがける。
しかも、この1ヶ月は本番の直前。
もしも直前の休み時間に見た単語が試験に出たら、答えられる可能性は高いですよね。
つまり、直前期の勉強は成果に繋がりやすい。
何事もなかったかのように勉強を続けてください。
もちろん今日から。
体力きつい人は明日から。
■センターという名の八合目、頂上まではもうすぐだ! ペンネーム:ディッキー
長かった受験生活もとうとう佳境ですね。
まずは、センター試験お疲れさまです。
受験生のみなさん、今はどのように過ごしているでしょうか。
テレビを見てる?ゲームをしてる?「ちょっと息抜きで……」なんて言ってるそこの受験生!
君は少し甘いです。センターはただの通過点に過ぎません。
ましてや早稲田に入学するつもりなら、センター試験で一喜一憂するなんて時間の無駄!
そんな時間があったら少しでも勉強しましょう。一般入試までは約1ヶ月ありますよ。
この時間をどう過ごすかで受験の成功と失敗が別れるといっても過言ではありません。
しかし、どのように過ごすのがベストなのだろう?
と悩む受験生は多いと思います。
そこで、勉強面と生活面の両方でひとつずつ、この時期の過ごし方のアドバイスをしたいと思います。
まず勉強面での過ごし方のアドバイスですが、「志望校対策を万全にする」。
この一言に尽きると思います。
センター試験を終えた今、早急に志望校の過去問を解いてみてください。
難しいと感じ、不安や焦りが生じてくる受験生も少なからずいるはずです。
かくいう私自身もそうでした。
センター試験の自己採点の結果は良好だったために、早稲田合格への自信が大きいものになっていました。
しかし、いざ早稲田の過去問を解いてみても、相当難しく感じ、ろくに解けなくて愕然としたことを今でもはっきり覚えています。
それもそのはず、センターは約6割ほどが基礎問題とされています。
つまり、センター試験に慣れてしまえば、応用の多い早稲田の入試問題を難しく感じることは必然的とも言えるのです。
でも、そんな受験生諸君も安心してください。
冷静に対策をしていれば、すぐに勘は戻ってきますよ。
だから今は焦らないで、準備を着々と進めてください。
生活面では、やはり、健康に気を遣ってください。
「この時期の受験生といえば寝ないで勉強なんて当たりまえっしょ?」なんてのは論外です。
睡眠時間を削りながら勉強するのは、身体的にもそうですが、精神的にも本当に良くないですからね。
特にセンター後のこの時期は、精神的体力を相当消耗します。ふとした瞬間に、大きな焦燥感に駆られる、なんてこともザラです。
そんな自分との戦い?に負けないためにも、早寝早起きで生活のリズムを崩さないということはとても大切なことなのです。
以上が私からの経験上のアドバイスです。
さあ、ラストスパート! 悔いなく走りきってください。
■怯むな驕るな未来の早大生!センター試験は通過点だ ペンネーム:JJ
国公立大学志望の受験生にとって、センター試験は目標でもあって、受験の山場でもある。
しかし早稲田大学を第一志望に据えた志の高き受験生諸君にとって、センター試験とは何だったのだろうか??
学校で受けると決められているもの?
センター利用入試のための大切な試験?
実力を測るための統一試験?
センター試験が終わった今、断言しよう。
どんな結果だったとしても、センター試験は早稲田の入学試験とは関係のないものだ!
仮にセンター試験で実力を出せなかった、あるいは実力を出し切ったにもかかわらず不本意な結果に終わってしまったとしよう。
しかし、怯むことはない。諸君はこれまでの一年間、早稲田の入試に向けての準備を重ねてきた。
センター試験の問題は本試とは違うし、難易度も全く異なる。
センターができなくても、そんなに落ち込むことは無いし、今回くらいはずっとセンター対策をやってきた人たちに華を持たせてやろう、くらいの気持ちでやり過ごしてしまえばいい。
早めの切り替えをして、センターで一喜一憂しているライバルたちに差をつけてやろう。
センターで大成功し、多くのセンター利用私大の合格を勝ち取る諸君も多いかもしれない。
しかしもう一度言おう。
センター試験は、早稲田の入試とは関係ない。
上手くいった人ほどセンターのことは忘れて早稲田の入試に専念していこう。
筆者は、実際の合格者が、模試やセンターの結果と一致しない理由の一つは、センター試験から早稲田の入試までの一か月弱の過ごし方によって学力が左右するからだと思っている。
“入試直前!”といっても、一か月という期間は、ほぼ夏休みと同じだ。
そう、実はここから最後の追い込みの期間として、夏休みと同じだけの時間、そして夏休み以上のやる気とモチベーションが君たちには残されている。
ここから早稲田の入試までの間に、奇跡を起こすことも十分可能だ!
センターで大成功した人は、“逆転負け”を喫しないように、兜の緒を締め直してほしい。
ここから先は勉強時間だけでなく、生活リズム、体調管理等にも十分注意し、ためらわずに早大受験をやり通してくれ!
春から、希望と期待に満ちた諸君と共に研鑽を積めることを楽しみにしている。
健闘を祈る!
■センター試験大コケのあなたへ ペンネーム:米農家
センター試験が終わり迫る早稲田入試への不安からか、ここを覗いている受験生のみなさんこんにちは。
僕はセンター大失敗どんより組でしたが早稲田には受かりました。
もう自己採点は終えていることと思いますが、どうだったのでしょうか。
想像していた点数より随分下だったとか、マークミスなどをしてしまって落ち込んでいる人、もちろんいるでしょうね。
友達に自己採点の結果を報告したら、散々馬鹿にされメンタルをやられた僕だからこそ、言えることがあります。
まずは渋い茶でも飲んで一息つきましょう。
どのみち早稲田の一般入試は、センターの結果と関係ありません。
ミスをした自分を踏み越えて、どうしたら早稲田に合格できるかを考えるべきです。
この時期に一区切りではないですよ。
安心するのも落ち込むのも、合格発表が終わってからです。
これまで通りに自分のペースで焦らず勉強することが大事なのではないでしょうか。
それでは、今日からの学習方法は?
今さら自分が何を勉強するべきかわからないわけはないはず。
弱点を地道に一つ一つつぶして、わからないことをなくしていきましょう。
過去問をひたすら解く人がいますが、そこで完結しないように。
どういった傾向で各問が出題されるのかを把握できたなら、それに沿った学習を。
過去問自体を解くことに意味があるのではなくその先が重要なので、勘違いをしないこと。
今日明日からの一カ月でしっかり補填をしてください。
万が一センターの点数に振り回されて、腐って、投げやりになっている人がいたら、1秒ごとに合格から遠のいていきますよ。
センターがどうであれ、あなたが志望校を定めて受験勉強と呼べるものを始めたときから、誰にもどこにも言い訳はできないんです。
余計なことは考えずにまだまだ勉強あるのみ。
次にあなたが迷うのは、早稲田のどの授業をとるか悩む4月です。
■センター失敗組へ、諦めないで☆逆転合格 ペンネーム:とらふぐ
センター試験お疲れさまでした。
うまくいきましたか?きっと失敗したって人意外といるんじゃないでしょうか。
模試ではできたのに、緊張して頭が真っ白になった。時間が足りなかった。
センター、ぼろぼろだった。こんなんじゃ早稲田には行けない…。
確かにそうですね。
「失敗を引きずって弱点を補強しようとせず、もうだめだと諦めてしまう」なら
早稲田は無理です。諦めて下さい。
だけど諦めないでもう一度本番まで頑張れる、なら。合格のチャンスはあります。
わたしは、センター国語103点(もちろん200点満点)を本番で叩き出しました。
さすがに自己採点では手が震えました。今まで頑張ってきたけれど、それが試験で出せなければ
なんの意味もない、という現実を見せつけられました。
その日はめちゃくちゃ落ち込んで、友達と電話で泣きながら弱音を言い合ったことを覚えています。
次の日の朝から、わたしは今までにないほどの集中力で机にかじりつき始めました。
全然解けなかった評論と古文を早稲田入試でリベンジしようと思い、
8月頃基礎固めに使っていた教材を引っ張り出して、評論は選択肢の吟味、古文は単語テストと主語を丁寧に補って読むことを再び始めました。
2月に入ると赤本に完全シフトしましたが、1月中は毎日赤本と平行して基礎固めをしていました。
この時期に基礎を固め直したのがよかったのか、早大入試では国語が貴重な得点源となり、
無事に合格通知をもらうことができました。
だから、本当に早稲田に受かりたかったらもう落ち込んでいる暇はないです。
残り時間でやれることをやってください!
ちなみに、受験生時代このサイトの合格体験記を全て読んだわたしの分析によると、
意外とセンターこけた早大合格者は多いです。
そこから立ち上がって頑張って合格ってパターン、かなり多いです。
あなたもぜひその一人になってください。4月に早稲田でお会いしましょう。
■怖くても進もう ペンネーム:たか
2日に渡るセンター試験、受験生の皆様、ひとまずお疲れ様でした。手応えはありましたでしょうか。
ただ、早慶を第一志望とする私大専願受験生にとってセンター試験はあくまで"滑り止め"を確保する場であって、どんなに高得点を叩き出しても、本命である早稲田の首を取ることは出来ません。
結果に一喜一憂する必要は全くないので、落ち込んでいる受験生はすぐに気持ちを切り替え、今まで通り私大向けの勉強に打ち込んで行きましょう。
さて、今回、僕はセンター後の勉強計画の立て方について書いていきます。
個人的にはセンター試験終了後、第一志望のまだ解いてない過去問を解き、自分の苦手な設問を把握しておくことをお勧めします。(文構の場合、最後の大問の英作文etc…)
要するに、自分の今の実力を再確認して欲しいのです。
それが終わったら、試験日から逆算し、合格に必要な能力を埋めて行く勉強計画を立てて行きましょう。
具体的には、"古文の読解"が苦手な人は、構文解釈や古文常識の学習時間を今まで以上に増やす、"日本史の近代"が弱いなと感じた人は赤本を解く以外に近代に範囲を絞った通史、一問一答での勉強を毎日組み込む等、早稲田と自分の差を把握し、埋めて行く作業をして行きましょう。
いよいよ1ヶ月後に迫る一般入試、そもそも今から緊張している受験生も居るのではないでしょうか。
大丈夫です、実際の試験日も恐らく"死ぬ程"緊張します。
だけど、緊張するのは当たり前です。
大事なのは"怖くても前に進むこと"。
あくまで淡々と勉強を繰り返し、本番の試験中も緊張しながらでもブレずに淡々と問題を解いていってください。
最後になりましたが、無いても笑っても残り1ヶ月。
今まで必死に勉強を続けてきた自分の合格を信じて、ラストスパートを駆けていってください。
早稲田への気持ちを切らさず、がーんばーれよー!!
■オウドウノススメ ペンネーム:どすこいパイナップル
受験生の皆さんリハーサルお疲れさまでした。
受験会場の雰囲気や休み時間の過ごし方など、テスト内容以上に収穫があったのではないでしょうか。
現役時代の自分もそれなりに緊張感を味わいながら挑んでいた。
その緊張に押しつぶされてしまい思うような点数がとれず、国立を断念した。
そこで私立の早稲田大学一本に的をしぼり、再起を誓った。
しかしそのとき悪魔が耳元でささやいてしまった。
「ofから下は読まなくても解ける!」そんなピエロ講師の裏ワザに藁にもすがる気持ちで手を伸ばしてしまった。
センターで完全に自信を失い、早稲田という高い壁を前にして裏ワザについ手をだしてしまった。
文字通り俺はピエロに踊らされ当日を迎えた。
結果は惨敗だった。
そもそも裏ワザという地に足つかぬ理論はかえって自分を不安にさせ、問題の意図に正面から向き合っていなかった。
浪人した自分は現役の反省をふまえ、基礎に徹した。
そして迎えた二度目のセンターは思うような点数まではいかなかったものの、安定感を感じた。
センター後はこの安定感の維持と少しの実戦慣れを中心に勉強した。
その内容はセンター前と大きく変わるものではなく、基礎に軽く肉付けする程度であった。
迎えた早稲田の入試では去年味わえなかった手ごたえを感じるとともにある変化が起きていた。
緊張せずに落ち着いて受験している自分がいた。
この一年を通して基礎を貫きとおした自分は確固たる自信を手にし、どんな問題でもブレなくなっていた。
早稲田もGMARCHもセンターも変わらない。
そして今度はついに天使が耳元でささやいた。
「おめでとうございます。合格です。」
そして今思うことがある。
自分がこれからどう進んでいいのかわからない時、迷った時、そんな時は「王道」という道を信じて進めばいいということを。
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