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受験生応援コラム

Vol22.模試、夏休みとの向き合い方


気合のGWから一か月が経ち、もう梅雨の季節になりしたね。
天気が悪くて気分がどんより…などといっている時間は受験生にはありませんよ!!
今回は、この時期から皆さんの不安の一因となる「模試」との向き合い方、そしてここから夏休みまでどう過ごしていくのかということについて、
四人の先輩に語ってもらいました。


■模試との付き合い方 ペンネーム:トラフグ

模試との向き合い方その1

「「「どこができなかったのか考えて、反省して、復習する」」」
これはもう、学校の先生にも塾の先生にも先輩にも何度も言われて耳タコでしょう。
でも「そうすることでしか成績って伸びない」んです。
弱点と向き合うのって本当嫌だしイライラするけど、解けるようになったら気持ちいいよ。
この時期からちゃんとこれをやっていれば、まだまだ成績は伸びていきます。

模試との付き合い方その2

「「「判定もある程度気にする!!!!!」」」
結果に一喜一憂しない、そんな無理はしなくていいです。
だって結果が良ければ嬉しいし悪ければ悲しいじゃないですか。
「一喜一憂しすぎ」て、「ああ?判定ちょっとあがったから遊んじゃおー?」とか
「もうダメなんだ…どうせ受からないんだ…」ってなっちゃうのは良くないですが。

私が教わったのは、「模試の判定は、今自分がどれだけジャンプできるのかを表している」
ってことです。
A判定は、本番で普段通りの力を発揮すれば、飛べる高さ。
B判定は、実力ギリギリだから、本番でうまく飛べれば、いける。
実際私が合格を頂いたのは、全てB判定以上が出ていたところのみ。
(第一志望の文構は最後までD判で、落ちました)

だから、よく「D判E判からの逆転合格」なんて聞きますが
、 あれってとても難しくて運がよいことなのではないかな…と。
「早大生は逆転合格多いし問題の傾向全然違うし模試の判定なんて気にしなくて大丈夫だよ?」
というのは、本当にそうなのかな…と。
脅しているわけではなく、「E判だけど頑張れば受かるっしょ!」ってなめてかかって
スマホいじってる受験生!いますね?(過去のあたしだ)
逆転合格はそんなに簡単にはできません。なめてはいけない。

だからこそ、模試が返ってきたらそのままにしないで
「どこができなかったか考えて、反省して、復習して」次はできるようにするんですよ!
「D判E判だったけど受かってやったぜ」とドヤ顔しているあなたをお待ちしております。


■模試との付き合い方 ペンネーム:りきゅ

現役生のそこの君、浪人生と同じ土俵に立った気分はどうだった?
信じられないくらい偏差値下がった人もいると思う。
大丈夫大丈夫、それ君だけじゃないから。
たぶん先生からも気にするなって言われてると思う。
確かに模試で凹む必要なんてないけど、全く気にしないなんてのはやめてほしいな。
せっかく受験料払って受けたんだから、何か得ないともったいないよね。
端的に言うと、その模試の成績。
それが今の君の位置だよ。
E判?
それが今の君なんだってば。
ちゃんと今の自分を受け入れようか。
悲観しろって言ってるんじゃない。
きっちり復習して次に繋げるために、まずは逃げないで向き合いなさいってこと。
そしたらきっと君は少し強くなれるし、その強さは必ず役立つよ。
まぁ何を隠そう私はこの時期の模試、高2のときとほぼ変わらなかった。
だから逆に世間の「E判でも受かる!」が「B判でも落ちる!」に聞こえて仕方なかった。
不安で潰れそうだった。
きっと私みたいな人もいると思う。
早くから受験勉強始めた人なんか特に。
そんな君こそ念入りに復習してほしい。
まぐれじゃなくて、本当にわかってたから解けたんだって思い出してほしい。
周りに惑わされて自信失っちゃう前にね。

模試は鏡だと思う。
今の君をそのまま映す鏡。
だけどずっと鏡だけ見てるわけにはいかないし、そんなことしてたらどこにも遊びにいけないよね。
だからとらわれすぎないで。
あくまで大事なのは鏡じゃなくて、君自身なんだからさ。
ほらいつまでも結果見てないで、見つけた弱点補強しなさいな。
応援してる。


■夏休みに向けて ペンネーム:K.K

夏休みは受験の登竜門とはよく言いますが、学校がないこの時期はやはり普段よりだらけがちになってしまいます。
そうならないようぜひ今のうちに、自分で計画を立て、それをしっかり計画できること、要はメリハリを立てられるようになってください!
例えば今はまだ学校に行かなくちゃいけないので朝早く起きると思いますが、夏休みとなると学校に行かなくてもいいぶん、普段よりも遅く起きてしまうと思われます。
そうならないよう起きる時間と、あと寝る時間も定めて、今のうちにしっかり習慣づけてください!
また精神面ですが成績についてくよくよするのはまだ早いです!
そんなことしている暇があったら勉強してください!

といってもやっぱり模試の成績とかに一喜一憂してしまう人に少し自分なりのアドバイスをしたいと思います。
それは、嫌なことを考えないようにすることです。
これはマラソンにも言えることですが、つらいつらいと思うからつらくなって走るスピードも遅くなるのであって、いっそ何も考えずに走ると意外と速く走れます。
要はどんな状況も、前向きに考えてください。
つらいと思ったら、それを頭の中でかき消して、ただ勉強することに集中してください。

受験をするのはほかのだれでもなく、あなたです。
あいつのほうが成績がいいとか、この教科がいつまでたっても伸びないとか、そんな状況、自分で変えてやる!ってくらいの前向きさをぜひ持ってください!


■夏休みに向けて ペンネーム:空衣

夏休みにやろう。
と思って今をサボらないことが大事。
夏なんてあっという間に終わるから。
本当、あってないようなもの。
繰り返し言われることだろうが、夏までに基礎を固めるべき。
過去問を1回は解き、問題を把握するところまではやっていると思うけど、ガツガツ解くのは夏休みが明けてからで大丈夫。
出来る人はやってもいいけど、塾や予備校に急かされて基礎が出来てもないのに過去問に手を出しても時間の無駄。
だからそれまでに基礎!
単語、文法は絶対ね。
1秒で意味が出てこないなら出来たことにはならない、と肝に銘じてください。
時間内に点数に結びつかなければ落ちるんで。

1か月に文法書5周、とか短期集中で叩き込んでその後ちょくちょく復習するやり方がいいと思うよ。
現役生なら学校行事や部活がある人もいるよね。
計画していたものまで出来なくてイライラすることもあるだろうけど、優先順位をつけて過度なストレスに陥らないようにしよう。
きっと予定表の3分の1も出来ないよ。
だから時には新品の参考書を捨てる勇気も必要。
中途半端に手を出しても効果はない。
夏は短いっ!

あ、あと1番大事なのは志望校に行きたい!!っていうモチベーションだね。
早稲田の写真を目につくところに貼ってください。
それで心が動くなら大丈夫。
来年早稲田で会おう!



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