ワセにゅ~TOPへ

久石譲さん早稲田大学に登壇
2008-06-09
大学

resize00021.jpg

宮崎アニメに欠かせない存在となっている作品の世界観にシンクロした音楽。この音楽制作に携わっているのが久石譲さんです。久石譲さんを知らないという人がいても、宮崎駿監督の映画を1作品でも見たことがあるならば、久石さんが手がけた音楽を耳にしているはずです。

今月7日(土)にその久石譲さんがヒューマントラスト寄与講座「マスターズ・オブ・シネマ 映画のすべて」のゲストとして早稲田大学に招かれました。この講座は毎回映画界の著名人がゲストとして招かれて講義をするという、早稲田大学でも1.2を争う人気講座です。当日会場となった14号館201教室は立ち見の学生が出るほどの超満員。中にはどこからか今回の講座の情報を聞きつけて潜りで会場まで駆けつけたという学生もいたかもしれません。そうもしないと立ち見の学生はでませんからね……。

この講座が行われる直前まで同会場で「風の谷のナウシカ」が上映されました。これは久石さんが宮崎アニメで初めて音楽を担当した記念すべき作品です。その上映会が終了したあと、会場の溢れんばかりの拍手の中、久石譲さんが登場しました。

今回の講座は「宮崎アニメと音楽」というテーマで行われました。まず始めに、映画音楽とはどういうものなのか?ということについての説明が行われました。普段何気なく耳にしている映画音楽にもさまざまな表現方法があることを知ることができ、映画音楽の奥の深さを感じることができました。

その説明を終えたあとには講演前に上映された「風の谷のナウシカ」の音楽についての解説が、久石さんのピアノ生演奏を交えて行われました。僕自身がこの「風の谷のナウシカ」の音楽が宮崎アニメの中でも一番好きであったこともあり、久石さんの生演奏を聴くことができて感激しました。そのうえ、この作品の音楽制作における裏話も聞くこともでき、とても有意義な時間をおくることができました。その後、質疑応答が行われ今回の講座は終了しました。

久石さんいわく、音楽を作る上で最終的に重要になってくることは自分がイイと思ったものを信じる「直観力」だそうです。考えあぐねいていても誰かが同じようなことを考えているかもしれない。ならば、自分自身が持つ直観力を信じた方がいい。自分の可能性を信じてみよう。そのように久石さんはおっしゃっていました。これは何も音楽制作に限った話ではないと思います。これからの人生、自分の「直観力」を信じて生きていけば、自分の中に眠っている才能が芽生えていくかもしれませんね。

ライター:本郷賢彦

コメント