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コラム

【ぼくとクスリの悪夢的方程式】

「春は桜」なんていうのはもう老人ばかりだ。現代人なら「春は花粉症」だろ!

 花粉症で苦しむ人にとっては本当に辛い季節だ。ぼくはもう鼻水しか出してないし、なんなら脱水症状になってる。

 救いはないのか。いつかは現都知事の公約に助けを求めたが、もう誰もそんなことは覚えていない。やはり頼れるのは政治ではなく花粉症薬。化学物質こそが僕らの唯一の救いなのだ、いつの時代でも。

 そんなぼくらの最後の希望である花粉症薬だが、当然ながら副作用はある。例えば眠気。抗ヒスタミン薬には眠気を引き起こすものが多い。ある睡眠補助剤は、抗ヒスタミン薬が主成分になっているほどだ。

 ポピュラーな市販薬で言えば、アレジオンとアレグラ。この辺の副作用は普通に笑える。

 アレジオンの副作用は乳がでかくなだ。男女問わず。(すごい話じゃないか?体型が変わるんだぞ!ピンポイントで!)正直、乳が育つのが恐ろしいのでアレジオンは飲めない。乳を育てたい方はガバガバ飲んでくれ、そしてぼくに結果を報告してほしい。

 そしてぼくの生命線であるアレグラ。こいつの副作用は悪夢。最近気味が悪い夢ばかり見ていたが、眠りが浅いだけが理由じゃなかったのか。アレグラはCMも悪夢感がある。確か紫のコスチュームに身を包んだ大野くんがけったいな動きをしていたとおもう。広告会社は副作用を全面に押し出してCMを作っていたんだ。強いね。

 そんなわけで、最近眠りが浅くを見る諸君も、太り始め豊満になってきた諸君も、それは酒の飲みすぎだけが原因じゃなく、花粉症薬の副作用が原因かもしれない。


 しかし、たとえ悪夢で精神がやられようと、乳が育とうと、ぼくらは薬を飲み続ける。未来に何が待ち受けていようが、ぼくらは現在の救いを求め続けずにはいられないのだから。

Our last hope is …

文:荒町太郎

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