今回は早稲田の浪人生についての記事です。浪人が決まった方の参考になれれば嬉しいです!
■早稲田の浪人生の割合
現在、早稲田に在学している人の中で、現役で合格し入学した人は約7割、浪人を経験した人が約3割とされています。
浪人生が現役生と比べて少数派な理由には、内部進学や推薦入学をする人が一定数いることが一因としてあげられます。
また、学部ごとにも割合に差があります。最も浪人率が高いのは人間科学部です。ついで基幹理工学部が2番目、創造理工学部が3番目に浪人率が高いとされています。
一方、最も現役率が高い学部は国際教養学部です。女子の浪人は男子に比べると珍しいため、女子の多い国際教養学部や文化構想学部は現役率が高い傾向にあります。
■早稲田で浪人生は浮かない
早稲田大学で浪人生が浮くという心配はあまりする必要はありません。
浪人生だけでなく、別の大学に進学した後に早稲田に入学した人や、一度就職した後に大学進学を選択する人もいます。また、自国の大学を出てから早稲田に入学する留学生も多くいます。
■早稲田を目指す浪人生へのアドバイス
○生活習慣を組み立てよう
浪人する上で、量をこなすだけでは学力が上がることはありません。1年あるのだから、と油断することなく効率を上げることを重視し、自分にあった効果的な勉強をする姿勢を持ち続けましょう。
浪人において成功する人は、必ずスタートダッシュに成功しています。合格体験記を参考にし、浪人一年間の生活習慣を組み立てることをお勧めします。
○プレッシャーに勝とう
浪人生は現役の時に比べ、より大きなプレッシャーがかかるかと思います。今年は失敗できない、という自分自身のプレッシャーもありますし、親からの期待もより強くなるでしょう。
プレッシャーを感じることで勉強がはかどらなかったり、やる気が出なかったりすることもあるかと思います。そんな時は、場所を変えたり、時間を決めて思いっきり遊ぶこともいいかもしれません。
人によっては寝る前にアイドルの動画を見ることや、ゲームをすることが気分転換になっている人も多いようです。息抜きをしすぎることはよくないですが、自分にあった息抜きを見つけることが浪人成功の鍵です。
study plusのグラフをつけるのなどもおすすめです。
○勉強時間を決める
最低12時間は勉強時間を確保しましょう。一方で7時間は寝ることをお勧めします。無理はしすぎず、2時間ごとに休憩するのが集中することに適しています。
午前の方が集中できるため、集中力が必要な科目は早めにやりましょう。新聞を読みながらご飯を食べる、といった人もいます。
○参考書は買いすぎない
いくつもの参考書に手を広げるのではなく、一つのものを何周もすることがおすすめです。特に苦手なものは最低でも10周をするといいでしょう。
不安になるとついつい色々な参考書をやってしまいがちですが、そこはぐっとこらえて一冊を極めるつもりで勉強してください。ネクストステージや山川の用語集など、基本的な参考書こそしっかり取り組むことをお勧めします。
○模試で一喜一憂はしない
たとえE判定をとっても、あまり気にしすぎないようにしましょう。反対にいい判定が出ても浮かれすぎないことが大事です。一喜一憂せず、目の前のやるべきことに着実に取り組みましょう。
○復習はしっかり
模試の復習などはしっかりと取り組みましょう。間違えた理由の分析をし、どの分野が苦手か、自分にはなにが足りていないのか理解し把握してください。
■早稲田の浪人 まとめ
1年はとても長いように感じますが、実際はあっという間です。他の受験生よりも時間を上手に使い、早稲田に合格できるよう全力を尽くしましょう!