文学部

【現役早稲田文学部合格】E判定の落ちこぼれが現役合格した話

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2015年3月 東京都 広尾学園高校卒業
2015年4月 早稲田大学文学部入学

 

■早稲田大学志望を決めた理由・時期

早稲田大学には小さい頃からなんとなく憧れを抱いていた。
活気があって面白い人たちがたくさんいて、楽しそうな場所だという印象を抱いていた。
小学生の時からすでに早稲田に行きたいという気持ちを持っていたので、中学受験の塾に通うために高田馬場で降りるたびに、将来この駅を使えるようになれたらいいなぁ、とドキドキしていた。

 

■勉強しなかった高校時代

第一志望の学校(早稲田の附属校ではない)に落ち、当時あまり偏差値が高くなかった共学の中高一貫の私立校に進学。
クラスは成績順に割り振られていた。
仲のいいメンバーの成績が良く、クラスが離れたくないという気持ちもあり、トップクラスに在籍することを目標に勉強をしていた。(中3の時に1度落ちたが、それ以外は一応トップクラスにいた)
だが、モチベーションはクラス替えのためでしかなかったため、高2の時は10点満点の単語の小テストで2点や3点を連発していた。
当時まだ発売されたばかりで知名度も低かったビリギャルを読んだりして受験生気分を高めたりはしていたが、冬休みも平気で遊んでいた。
ついでに言うと春休みもしていない。

 

■焦り始めた受験期

あれだけ早稲田に行きたかったのに高3になるまで受験勉強は始めておらず、英語も不得意だった。
小テストも真面目にやらないので、単語もボロボロ。
一応は文系のトップのクラスだったがその中でも下から数えて5、6番目だった。
クラスの8割が早稲田志望で、私だけが落ちたらどうしようと日々怯えていた。
が、絶対に早稲田に行くという気持ちは持ち続けていた。

 

■高校3年の春

とりあえず塾には行くかと、持っていた参考書が河合出版の物が多かったという単純な理由から河合塾に入塾。
英語が苦手だったのでとりあえず人気講師と言われている先生をネットの検索で調べて、英語の授業をとった。
その先生に初回の授業で「受験には過去は関係無い。今どんな学校に通っていようと、今までどんなに勉強できなくても関係ない」と言われ、クラスの中では出来が悪いが、早稲田に行きたい気持ちは人一倍あるんだからがんばってみようと思った。

しかし、高3まで単語も全くやらず、英語力のなかった私にはテキストを予習することも辛かった。
予習をはじめても全く手につかず、テキストを前にして時間だけがただ過ぎていくばかりだった。

夏休みまでは、英文法の基礎事項を確認していた。
単語もやり始めたが、あまり進めることはできなかった。

 

■高校3年の夏休み

「夏休みは死ぬほど勉強して、受験生として忘れられない夏にしよう!」と計画を立て、意気込んでいた。
1日10時間、全体で400時間を目標にしていた。
しかし、思ったように勉強は進まなかった。
8月に入ろうとしている時、学校から配られたもののいまだに空白だらけの「勉強した時間分だけマスに色を塗るプリント」を前にして、自己嫌悪に陥った。
今から死ぬほど頑張っても到底400時間には届かないし、400時間も勉強できない時点で私は早稲田にいけないんだ、と思うと、苦しくなって勉強をするたび胸が締め付けられた。

そんな時、モチベーションを上げるために早稲田のオープンキャンパスへ行くことにした。
受験生向けのフリーペーパーをもらったり、受験生相談ブースで相談したり、憧れのサークルのステージを見て、あぁ、やっぱり早稲田に行きたいな、私がいる場所はここだな、と思った。

早稲田に向けて突っ走ることを決意した私はそのプリントを破いて捨てた。

今までどれだけ出来なかったかより、今何が出来てこれから何ができるかを考えよう、と思ったからだ。
例えば起きる時間が遅くなって勉強時間が減ってしまってモチベーションが上がらない時も今日のこの残りの時間で何ができるか?という風に考えたり、机に座っているのが嫌になったら、ベッドでスマホをいじるのではなく、ゴロゴロしながらでも日本史の参考書を読むようにしたり、たとえ模範的な受験生のようにはできなくても、「今より一歩先に進む事」を第一目標にした。

以下が夏に取り組んだもの。

○英語

何としても単語を終わらせなくてはならなかったので、CDやフラッシュカードなどの教材を使いながら意地で終わらせた。
深めて解ける英文法output」という分厚い文法の問題集も終わらせることができた。
この辺りの教材の話は後の項目で詳しく書く。
高3の夏にもなって仮定法と比較が苦手だったのでテキストでひたすら復習をしたりしていた。

○国語

古文も中学の時から学校から配られた古文単語帳をやっているだけだったので、「マドンナ古文単語」を自分で買ってやってみた。
中学からの貯金が割とあったのか、もともと覚えている単語も多かったため、英単語と比べてすぐに終わった。
すでに覚えてはいたが、助動詞の活用なども改めてチェックをした。
ほぼ手付かずだった漢文にも着手した。
有名な参考書を2冊ほどやったがあまり覚えることができなかった。

○日本史

夏期講習で初めて「予備校の日本史」の授業を受け、受験で求められる知識のレベルの高さに衝撃を受けた私は、ほぼ手付かずだった日本史に着手した。
実況中継」でその日の範囲(時代)を決めインプットをし、東進の一問一答で同じ範囲をアウトプットする方法を取って頭に叩き込んだ。

 

■過去問を解き始めた秋〜冬

夏の間に英単語を覚えて、これで後期からは予習ができると思っていたが、予習をしようと英文を前にしても、単語の意味はわかるのに内容が頭に全く入って来ず、時間だけが過ぎていくような状態で、このままで入試に間に合うのか、という不安が押し寄せた。

長文が読めるようになるためには量を読むことが必須だとされているが、現役なので毎日学校もあり、他の科目でもやらなくてはいけないことがあり、長文を解くための時間を取るのが難しかった。
このころから今までないがしろにしていた学校の授業をちゃんと受けるようになった。
授業で扱う長文一つ一つを大切に読んでいくようにした。

そうして量をこなしていくうちに、だんだんと力がついてきて、予備校のテキストの予習もすこしずつできるようになり、解いてきた問題が正解していることも増えた。
前期は英語だけしか取っていなかったが、後期から古典(古文と漢文のセット)の授業も取り始めた。
配られたテキストに漢文の句形や重要語が整理されて載っていたので、夏休みに中途半端になってしまった句形を急ピッチで叩き込んだ。

10月ごろから過去問を解き始めた。
始めは時間を無視してやって47%ほどだった。
文、文化構想の特徴的な文補充などの問題を練習するために過去問を消費してしまうのがもったいなかったので、代ゼミの早大プレの過去問題集を買ってやっていた。
これをやってから文補充の正答率は飛躍的に上がった。

また、塾のテキストの復習によって、過去問の英文はある程度読めるようになったが、まったくスピードが足りていなかった。
そこで、今までの塾で配られた長文のプリントをすべて取り出し、音読をしてみた。
すると、今まで結構しっかりと復習をしてきたつもりだったにも関わらず、言葉が詰まってしまった。
焦ってすべてプリントのの長文をすらすらと読めるように何度も繰り返し読んだ後、過去問に戻っると、今までとは比べ物にならないくらいすらすらと読めるようになった。

文、文化構想の特徴的な問題である一文要約は最初の頃はあまりパッとしなかった。
学校の先生に見せに行って添削をしてもらっていた。
自分はバカだから先生なんかに見せたらいけないかも、と思っていたが、そんなことはもちろんなかったし、回数を重ねるごとに段々と上達していった。

 

■入試結果


○早稲田大学

文化構想学部 不合格
文学部 合格
教育学部 不合格
人間科学部 不合格
社会科学部 不合格

○明治大学

情報コミュニケーション 合格
文 不合格

という結果になった。
早稲田以外行きたくないという気持ちで受験校を選んだ。
明治は受験慣れのために早稲田入試の始まる前に情報コミュニケーション、そして文化構想の試験の出来を引きずらないために文化構想の次の日に明治の文学部を受けた。
明治の過去問は1年分ずつくらいしか解かなかったが、情報コミュニケーションは落ちて、文学部に受かるだろうと思っていた。
しかし予想の真逆になったので受験というのはわからないものである。

文化構想の試験の日、家に帰って解答速報を見て号泣し、もう早稲田に行けないかもしれないと思った。
気合を入れて臨んだ文学部も自己採点をしてみると得点調整によりけり、といった感じだった。
他の学部は過去問はしっかり解いていたものの、やはり文文化構想ほどは極めていなかったので、あまりパッとせず、落ちているだろうという感じだった。
結果が出るまでは毎日気持ちが落ち込んでいて、全落ちだったらどうしようか、さすがに明治を蹴って予備校に行くのはできない気がしてきた、明治で仮面浪人をしようか、と毎日悶々と考えていた。
発表の前日は明け方まで泣いていた。
しかし、文学部の発表の日、電話で聞くのは恐ろしかったので、ネットでの発表時間に起きて確認すると、自分の番号を見つけてハッとした。
前日までに泣き尽くしたので、涙が出るというよりも、喜びが込み上げてきて、笑顔で母親に「受かってたアアア!!!」と叫んだ。
私はいつも中途半端で、目標も達成できなくて、目指したところには届かない、そんな人生を送っていた。
しかし、早稲田に行く、という小さな頃から持っていた夢を、自分の力で実現できたことが何より嬉しかった。

 

■オススメの勉強法・参考書


○英語

単語王
高3の4月から予備校の先生に勧められてはじめた。
単語王の魅力は

・2202という圧倒的な語数
・1課の中に簡単なものと難しいものが一緒に詰まっているので単語帳でやりがちな、最初の簡単なところだけはやったが後の難しいところは手付かず問題が起こるリスクが少ない。
・CDやフラッシュカードなどの教材が豊富。

というところにあると思う。
1日100単語ずつパラパラと見て、すべての単語を「見たことがある」状態にしておく。
すると、長文の中で見つけられた時にテンションが上がりモチベーションにもなるし、必死に頭に詰め込むよりも、何回も繰り返してみたほうが頭に刷り込まれる。
この時にCDがある人は聴きながら単語を眺めていくと耳と目から覚えることができるし、他のことを考えてボケーっとしたりしないのでオススメ。
ある程度「みたことがある」状態になったら「覚えられているか」のチェックに移る。
フラッシュカード(暗記カードとか単語帳とか単語カードとか呼ばれるもの)がおすすめ。
100単語ずつに分けて、その日のノルマ分を完璧になるまで繰り返す。
(わかったものと分からないものを分けていく。 1周終わったら分からなかったものを集めてまた同じように繰り返す)
全単語終わったら、多分ある程度は覚えているので、今度はまた始めから、今度はまとめて500ずつとかやっていってわかるものと分からないものを分けていく(たぶんわかる単語が増えているため枚数が増えても負担が減るしスピードも上がるのでここで量を増やすのがオススメ) フラッシュカードがある程度終わったらここで単語帳に戻る。
赤シートなどで隠せると思うのでチェックをしていき、できない単語には印をつけていく。
このような方法で受験直前まで潰していった。

深めて解ける英文法output
とても分厚い英文法の問題集。
左ページに問題、右ページに解説が載っている。
机に座って進めようとするとうまくいかなかったため、各章ごとにカッターで切り分けて電車の中の空き時間や、ゴロゴロしながら進めていた。
これを1冊終わらせると、センターレベルのほとんどの文法の問題には対応できるようになる。

代ゼミ早大プレ過去問題集
これは最もやって良かったと思っている問題集。
早稲田レベルの長文や、早稲田の各学部の特徴的な問題が入った模試の過去問題が5年分×2回入っている。
私のようにいくつもの学部を受験する人は、やっておくといいだろう。
過去問を消費することなく早稲田のレベル、早稲田の問題に慣れることができるのでおすすめ。

 

○国語

現代文ミラクルアイランド
今まで現代文が得意だったが、早稲田の現代文、特に空欄の語句補充では似た選択肢が多く行き詰っていた。
これをやってから、そういった複雑な選択肢を見分ける根拠ができた。
現代文はこれ1冊しかやっていない。

ステップアップノート 漢文 句形ドリルと演習
これを1冊やれば句形をある程度は覚えられる。
ただの暗記ではなく問題を解きながら進められたのが良かった。

○日本史

日本史B講義の実況中継
教科書を読み込むつもりだったが、教科書は内容が硬く流れがわかりづらく挫折したので、こちらを使用。
CDや別冊のノートはあまり使わず、ひたすら読んで線を引いていた。

東進の一問一答
実況中継で覚えた内容をアウトプットするために使っていた。
わからない言葉は山川の用語集で調べ、できるようになったものからチェックをつけていって、入試直前まで徹底的に穴を潰していた。
文学部の入試の日「新猿楽記」が書けたのはこれをやっていたおかげ。

 

■E判定ばかりだった模試結果


基本的に河合の模試ではE判定しか出ていない。

○河合マーク

第1回英134 L40 国147 日72 文E 文構E
第2回英137 L42 国130 日67 文E 文構E
第3回英142 L42 国153 日80 文E 文構E

○河合記述

第1回英120 国104 日40 文E 文構E

第2回英76 国125 日58 文E 文構E

第2回の模試は8月末にあったのだが、夏休みあまり勉強できなかったことがショックで英語の試験に集中できなかった。
しかし、英語でのミスをカバーしようと他の科目でなんとか取り返したので、全体的に見ると今までと変わらない感じだった。 (その分英語ができていれば…と悔やまれる)

第3回英101 国102 日54 文E 文構E

 

■受験生へ応援メッセージ


受験は団体戦だ、という言葉がありますが、私はそれと同時に個人戦でもある、と思っています。
私の学校の前年度の早稲田への合格数は20で、多分実際にいった人数は13人くらいでした。
私は文系のトップクラスに在籍していたがその中でも下から5番目くらいでした。
トップクラスといっても理系のトップもあるので、単純に2で割っても私のクラスから早稲田に行く人は5、6人でしょう。
私の学校は年々偏差値が上がっていたので前の代よりは多くの合格者が出そうでしたが、それでも私はその中に入れるだろうか、とも思ったし、私の在籍していた文系のトップクラスは理系と比べてもダントツに英語ができて優秀なクラスだったため、このクラスの中で私だけが落ちて他の人は全員国立や早慶に行ったらどうしよう、卒業式でどんな顔をすればいいんだろう、とずっと考えていました。
しかし、蓋を開けてみれば、私自身が受かっていたことはもちろん、私より頭がいいと思っていた人が早慶に落ちたりもしていました。

だから、私が皆さんに伝えたいことは、今自分がいる立ち位置だとか、自分はこの程度なんだという思い込みだとかは関係ないということです。
結局はどれだけ気持ちがあるか、どれだけ勉強ができるか、どれだけ志望校の傾向に合わせられるか、ということです。
他人に決められた枠組みで、自分の限界まで決める必要はありません。
私は不安になりながらも最後まで自分は早稲田に行くとずっと信じていました。
だから、今早稲田に行きたいと思ってこれを読んでいる皆さんは、行きたいと思えば、きっと早稲田に来ることができます。

早稲田で待っています!頑張って下さい!

 

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