文学部

【浪人早稲田文学部合格】25歳で奮起し早稲田合格!

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200512月 高校卒業程度認定試験合格 
201404月 早稲田大学文学部入学

 

■早稲田大学志望を決めた理由・時期

25歳という年齢で大学進学をするにあたり、国内でもっとも楽しめそうな大学は早稲田大学であると感じたために志望した。

大学進学にあたり多くの現役、既卒の大学生に各大学の雰囲気などを尋ね回ったが、個人によって所属する大学の印象は変わり、概括的に取りまとめる事は出来なかった。

かし、それぞれが通う大学ではなく、私の雰囲気に合う大学はと尋ねると、早稲田大学を推す声を何度も聞いた。
早稲田にはいろいろな人が居る。馬鹿な人も多ければ、飛び抜けて優秀な人も居る。
現役も多いが、数年間の浪人生活の末入学してくる者もいる。

その多様な人材が生む、開けた校風が他のどの大学にも負けぬ魅力だと。
入学式において、今年度の全体の入学者数は一万人だと聞いた。
学生一人一人へのサポートが手薄になっているという批判も聞かれるが、一万人の人と同期として知り合える可能性があるという点から見れば、些細な事だろう。

志望を決めた時期は年明け一月、かなり特殊な大学受験を経験した為、参考にはならないであろう。
一つ言えるのは、センター試験も受けずに、出題の傾向が殆ど同じ早稲田大学の文学部と文化構想学部のみを受験したため、短期間で合格出来たという事だけである。
重ねて言うが、参考にすべきではない。

 

■動機付け

何故その大学に行きたいのか、何故その学部に行きたいのか。受験において最も重要な事は動機付けである。

これを怠り漫然と機械のように受験勉強という作業をこなしても、入学後の在り方に悩む事になる。
十代の後半で自身の将来を決断しなければならないと考えると、少々重い選択に思えるかもしれない。
しかし一時の選択に固執する必要は無い。関心が変われば、行動を修正しそれに合わせれば良いだけである。

よって、現段階で最も関心のある事、それを学べそうな大学、学部を選べば良い。
あるいは、大学は単に学問を追求する場では無い。正確に言えば、学びとは机上に限定されるものではない、人や地域、様々な体験による成長を志向できる場所が大学である。

よって、名状しがたい雰囲気を確認する為にキャンパスに足を運ぶのも良いだろう。
何故そうしたいのか、理路整然とした言語化は必ずしも必要ではない。そんな物は親を説得する際にしか使わないし、意思は言葉と等価ではない。
しかし、心の内に確固たる”何か”があれば、大学受験は勿論のこと、卒業後あらゆる場面でこの経験が糧になるだろう。
世間的な価値観を認識した上で、それを意識せず純粋な自己と向き合う事は困難を極めるだろう。
しかし、いくら時間がかかろうとも、それを欠いた人生には苦悩も無ければ幸福も訪れない。

 

■勉強方法

基本的には独自に学習を進めた。書店へ行けば参考書は豊富にある。
また、ネット上にも無料の教材が転がっている。予備校や塾へ通う必要は必ずしもないように思える。

参考書に関しては、実際に手に取り眺めて見るのが良い。用途に応じて変わるので一概には言えぬが、表紙やデザイン、フォントなど、気に入ったものを用いるのが一番である。
外枠を作る為に、薄い物を短期間に集中して何度も繰り返しこなすのが良いだろう。
また、例えば英語なら文法書など、分厚く細かい参考書もあると便利である。あくまで辞書のような感覚での使用が望ましい。
エビングハウスの忘却曲線の話をよく耳にするだろうが、短期集中で長期記憶にしみ込ませるのが受験勉強の鍵である。
自身の必要とする参考書を汗水流して探して欲しい。

日々の勉強は、自宅、図書館、喫茶店など、定期的に学習場所を変えることを推奨する。
同じ環境に身をおき続けると、その場に慣れてしまい緊張感が失われる。結果、学習効率が下がる。
その日の気分に合わせ、幾つか勉強出来る場所を探しておくと良いだろう。

また、適度な空腹状態を維持する事も大切である。過度な飲食は控え、飴やチョコなどでブドウ糖を定期的に補給する。
炭水化物が脳を活性化させる上で最も効率が良いのは、言うまでもない。

ネット上の教材についてだが、便利な物で、最近では予備校で行われるような授業を動画として無料で配信している人達も居る。
どれも役立つ物ではあるが、量が膨大なため、取捨選択を心がけて欲しい。

受験勉強におけるスケジューリングは難しいもので、その日体調や気分に強く影響する。
そのため、一度予定が崩れるとそのまま後に引きずり、やる気そのものが削がれる悪循環に陥りやすい。
よって、かなり緩やかな幅を持たせたものにする良いだろう。予定の立て方についてだが、かならずしもスケジュールを組む必要はない。
ぼんやりとこの期間でこれを終わらせれれば良い、という程度に留めよう。その分日々のルーティンだけは怠らぬように。

漢字、英語古文の単語は必ず毎夜覚え、翌朝さらりと確認すると良い。また、社会科科目の一問一答などもコツコツ進めておく事。
また、最も優れた教材は過去問であることを忘れずに。
内容がよく分からずとも出来る限り早期に取り組むべし。出題の傾向を掴めば、無駄な時間を使わずに済む。

 

■直前期の過ごし方

年が明けてからは、本番に向けてさらに勉強に励むべし。この時期までに、効率的に復習出来る教材をつくりあげておくと良い。

特に英語の過去問はコピーしたものに赤いボールペンで訳を書き込み、素早く復習出来るようにしておくと良い。
この時期は過去問演習を1年分、それとは別に上記の方法で作った過去問を3年分毎日流し読みしていた。

大学毎に好む話題や、単語などがあるので、身体にしみ込ませておくと良い。
これは文学部と文化構想部に特化した対策だが、四日間程で社会科目の一問一答二冊を一周するようにしていた。二冊の一問一答をそれぞれ四分割し、一日目に問題集Aの前半、問題集Bの後半、翌日に問題集Aの後半、問題集Bの前半といった具合に進めると良い。
一日目にAでやった部分を翌日Bで復習することが出来る。
二月に入ってからは、毎日一冊終わらせ、翌日の別の一冊、と繰り返していた。その際にいかに素早く一周こなすかが重要である。
一問一問丁寧に取り組む必要は全くない。早期に出題傾向を掴む事が肝要だ。

国語科目に関しては、殆ど英語と同じである。どのような出題パターンかを把握するように取り組もう。
現代文の復習に関してはそれほど力をいれてなかった。大学の好みの話題を掴んでおけば良い。
漢文古文は、繰り返し読み込むと良いだろう。古文単語も社会科目同様、短期間で単語帳を繰り返すように。こちらは一冊のみを用いた。全ての科目に言えるが、暗記物は直前期という言葉に騙されぬように。何処から何処までを暗記するのか、労せず暗記出来る為の教材をそれまでに作っておくと良い。

前期の異常な精神状態も考慮しておくと良いだろう。過剰な表現だが、人によっては大学受験で人生の全てが決まると思い詰めてしまう者も居るだろう。
日々の些細な出来事に敏感になり、それが勉強に悪影響をおよぼす。
そうならないように「これだけやったのだから、もう受かるであろう、後はいかに好成績を残し大隈奨学金を得るか」などと無理やりポジティブに考えながら勉強に励んでいた。
暗記用に使ったノートや、ボールペンなどを見て、努力の証を物として見るのも効果があるかもしれない。

 

■早稲田大学で過ごしてみて

読者が目指す早稲田大学とはどのような大学を知ってもらう為、入学してからの学生生活を紹介したい。
(現在五月末)先述した通り、かなり特殊な学生生活となるが、一つの参考として、何か魅力を感じて頂ければ幸いである。

まず、合格してから入学までの流れだが、大学から合格の旨を伝える書類が届き入学金及び授業料の支払い(後者は後日でも可能)、そして奨学金等、各種書類と格闘する事になる。

次にサークルの新歓といって、大学に各サークルのブースが出て活動の説明等が行われる。
この時期の早稲田は人と活気に溢れ、祝祭性に満ち、呑まれそうな、これからの学生生活に期待を抱かせる雰囲気を纏っている。そして入学式となる。

サークルに所属するか、年下の先輩と上手くやっていけるのだろうかという不安はあったが、友人達の強い奨めに従い幾つかの新歓説明会に参加した。

面倒なので25歳という年齢を隠さずに参加したが、そこで驚いたのは、年下の先輩達から敬語を使われる事が無かった事である。
むしろ年の差を面白いと感じて接してくれる事が多く、そこで初めて大学生になれたように思える。

早稲田大学には魅力的なサークルが数多くあり、もう一度一年生からやり直して別のサークルに入ってみたいという声も多く聞く。
体育会系に始まり、イベントや出版、企画サークル。 音楽、文芸、旅行、ダンス、乗馬や手品やゲームなど、枚挙に暇がない。どんな人であろうとも好奇心を刺激される居場所を見つけられるだろう。

サークル探しと平行して、授業が始まる。自身の関心に合わせ授業を選択し、時間割を作成する。
特に四月中は、授業に際し多くの同級生と会話を交わす事となる。ここでも年齢の壁を感じる事は少ない事に驚かされる。
7つ年下の友人が出来るのは、大学に限定せずとも、早稲田大学ならではだろう。

また、早稲田の近辺にはカフェや飲食店が多く、通ううちに店員や常連と顔なじみとなり、そこでも交遊が生まれる。

早稲田大学に通うという事は、早稲田という町に所属するということである。授業の無い日にもわざわざ早稲田へと出向く学生が多いのも、ここに理由があるのだろう。

 

■おすすめテキスト

○英語

ロイヤル英文法(旺文社) -辞書として用いる

duo3.0(アイシーピー) -毎日CDを聞き例文を暗記する。英作文にも使える

 

○国語

古文文法問題演習 基本テーマ30(河合series) -基本的な文法はこれで

漢文ヤマのヤマ(学研マーケティング) -同上

 

○世界史

詳説世界史研究(山川出版社) -辞書的に用いる

ナビゲーター世界史B(山川出版社) -短期間で3週ほど繰り替えす

世界史B一問一答 完全版(東進ブックス) -何周も繰り返し、2冊で復習を繰り返せるように

世界史のそのまま出るパターン一問一答(三省堂)  -同上

 

すべての教科に共通して言える事は、過去問を徹底的に分析することが重要であるということだ。

特に国語は、大学側が受験生の求める語彙力、話題を分析するように。その為、日々の読書こそが現代文読解の鍵となる。これは英文読解の基礎にも通底する事であり、読解中に社会科目からのフィードバックを受ける事もある。 選択していない社会科目も、教養として身につけておくと受験という狭い期間ですら、役に立つであろう。

 

■最後に / メッセージ 

大学生活は、一言で言えば楽しいものである。これを読む多くの受験生にも共感してもらえればと思い、書く事になった。多くの誘惑や辛苦があるだろう。

しかし、そこで踏みとどまる勇気を持って欲しい。これは社会に出ても役立つ技能であり、それが出来るかどうかで人生の濃度が変わるであろう。

言われてもあまり嬉しく思わない言葉かもしれないが、同じ環境に身を置いていた者として、そしてこれから同門を叩く身として、一言、後悔の無いように、頑張って欲しい。

 

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