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♥【コラム第4弾】
それは包容力?無視?冷めた関係の温め方〈潮凪洋介氏の恋愛コラム〉

それは包容力?無視?冷めた関係の温め方

彼氏や夫がまったく話し合いに応じてくれない―――そんな悩みを持つ女性が多くいます。しかしその中にはつい最近まで「彼は何でも聞いてくれて、包容力があって」とパートナー男性を称賛していた女性が多いのに驚きます。

最初のうち彼は「包容的態度」だったのですが、それを通り越し「放置」となり、しまいには「ニグレクト(無視)」状態に。声を荒げて彼に意見を主張すればするほど殻に閉じこもってしまうのだとか。今回はこういう状態に心当たりがある男女の方々にお送りします。包容力を通り越した「ニグレクト」な関係を温め戻し、HOTな関係を取り戻しましょう。ではさっそくいってみましょう。

自分の意見をきちんと言う

自分の意見をきちんと言う。ただし、相手の意見を否定しない。前向きな言葉で「自分の意見はこうだ。それはこういう点で良い(メリット)からだ」と言い切る。自分の考えていることをワクワクと楽しげに語り、それに相手を巻き込んでゆくようなイメージでアクション!何も言い返さないと「ニグレクト(無視)」していると思われてしまいます。

自分の趣味に付き合って貰い、相手の趣味にも付き合う

互いが楽しいと感じるツボを理解しあうことが大事ですね。互いが最近別々に興味を持ち始めた「新しい趣味」に首を突っ込んでみましょう。互いを師と仰ぎ、かわりばんこでリードしあえばきっと楽しい時間が過ごせるはず。「私(俺)はああいうの興味ないから」ではなく、騙されたと思って一度首を突っ込んでみましょう。それが2人の関係を温めるきっかけになるかもしれません。

ケンカはOK! 互いの折り合いを見つける話し合いなのだから

最近、恋人との口喧嘩を怖がる「男性」が目につきます。「相手の強い態度に引いてしまう」のだそうです。心当たりのある人はぐちゃぐちゃになってもいいから一度面と向かってぶつかり合ってみましょう。ただし完全に「ブチキレ」てしまい、話の脈略が認識できないようになってはいけません。それは「動物のケンカ」です。恋人との口喧嘩は「最善の落とし所」を見つけるための「ちょっと激しい」「感情のこもった」“話し合い”であると認識しましょう。客観的な視点をお忘れなく。

相手がヒステリックになったら強い態度でイエローカード

相手がヒステリックになったら「声を下げて」「もっと普通のトーンで話して」と最初は軽く注意。それでもおさまらなかったら「マナー違反」と認識して「ヒステリックを止めない限り話し合いはしない」とシャットアウト。「いいかげんにしてほしい」と迷惑であることをはっきり伝えましょう。無駄にヒステリックになることは「恥ずかしいこと」「エネルギーの無駄遣い」「耳障り」であることをはっきり伝えましょう。

「できない」ではなく「◎◎したらきっといい!」という言い方を

とくに男性は「できない」づくしの会話にしないこと。「ダメ出し」をしたら、間髪いれずに代替案を必ず出すことです。「そのかわり◎◎したほうがいい」「そのかわり●●に集中するのがいいんじゃない?」のような会話を心がけましょう。あなたが「難しい」しか言わなければ、パートナーは強いストレスを感じます。きっと「だったらどうしたいの?代替案はないの?」と叫びたくなるでしょう。「できない」しか言わないのでは自分の意見を発言したことにはなりません。それは「話し合い」ではないのです。前向きな代替案が言えてはじめて会話の成立です。

友達カップルや、友達家族を交えて休日を楽しむ

友達カップルや、友達家族を交えてバランスをとりながら休日を楽しんでみましょう。それにより互いの物腰のバランスが矯正されます。意見を言わなさすぎる男性は意見を言わない自分の足らなさを感じ、意見を押しつけ過ぎる女性は、自分の行き過ぎに気付くことができます。他人の目があるので、互いに自分のアンバランスさを矯正することができます。


さあ、いかがでしたか?冷めきった関係を温め直すのはそう簡単なことではないかもしれません。でも諦めずにもう一度温め直す挑戦をしてみてください。せっかく一緒になった2人です。別れるのは簡単。期間を3カ月ぐらいと決めて、しっかり向き合って修復に努めましょう。諦めるのはまだ早い!それは最善を尽くした後でも遅くはありません。

著者プロフィール

潮凪洋介
「恋愛」「自由人生」をテーマに、数多くの著書を執筆、またイベント、ラジオ、テレビ出演等、幅広い活動による恋愛文化の活性に努める。「男と女のリアル」をもとに書かれた著書『男が大切にしたいと思う女性50のルール』は07年アマゾン文庫部門・上半期総合ランキング6位になるなどベストセラーに。その他、「エッセイスト養成塾 潮凪道場」、「潮凪洋介の自由人生塾」を主宰、夢や自由人生を支えるための活動をしている。

Twitter @shionagi

引用元
AllAbout 潮凪洋介の恋愛コラム それは包容力?無視?冷めた関係の温め方

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「あの子、モテるだろうな〜」

世の中には、多くの人からそう評価される“モテ男/モテ女”が存在する。人によって好きなタイプはバラバラなはずなのに、みんなが同じように感じ取るこの〈モテオーラ〉はいったいなんなのか・・
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♥米沢りか

女性の漫画家。少女漫画やエッセイ漫画を執筆。数多くの著作の中で、30代の恋愛観に着目した恋愛指南本『カツ婚!恋に喝!篇』と『カツ婚!愛で勝つ!篇』の2作が近年注目されており、『愛で勝つ!篇』の「第13話 男と女が楽しく会話するコツ」の一場面はTwitterで話題の画像として取り上げられ、多くの女性から共感の声が寄せられるなど、話題となっている。

♥清田隆之

二軍男子で構成された恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表。桃山商事公式サイトでは、『失恋ホスト』や『二軍ラジオ』といったサービスを提供、その他、恋愛コラムの執筆などにより、恋愛に悩める人々をサポートする活動をしている。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。

♥潮凪洋介

「恋愛」「自由人生」をテーマに、数多くの著書を執筆、またイベント、ラジオ、テレビ出演等、幅広い活動による恋愛文化の活性に努める。「男と女のリアル」をもとに書かれた著書『男が大切にしたいと思う女性50のルール』は07年アマゾン文庫部門・上半期総合ランキング6位になるなどベストセラーに。その他、「エッセイスト養成塾 潮凪道場」、「潮凪洋介の自由人生塾」を主宰、夢や自由人生を支えるための活動をしている。