合格体験記Vol.44 |
■早稲田大学志望を決めた理由・時期 高1の秋に苦手だった数学を克服できず、進路を私立文系に絞った。 次の年の高2の夏のオープンキャンパスで、視野に入れるつもりの志望校を訪れた。 お祭りのような楽しい雰囲気が漂っているのは早稲田のみで、こんな面白い大学で四年間を過ごしたい!と思ったのが志望の一番のきっかけだった。 また、大学生活ではできるだけ勉強や活動場所など、色々な面で視野を広げたい、という漠然とした思いがあって、色々な人が色々な目的に向かって歩みを進める自由な校風を実際に訪れてみて感じて、強く惹かれたという理由もある。 その中でも、分野を幅広く横断しつつ勉強できる文化構想は、自分のやりたいことも多くカバーしていて好みにぴったりだったので、第一志望に決めた。 ■高校1年 中学校3年間と高1の前半は、まったく勉強らしい勉強はしなかった。 しかし、そのせいで中3の期末の成績がぐっと落ち、英語のクラスのグレードを下げられてしまった。 それに対する漠然とした焦りがずっとあったのだが、行動には移せていない状態だった。 転機になったのが高1の秋の予備校入学だ。 受験への意識が高い仲間に囲まれて、勉強に集中できる環境を手に入れたことで、はじめてまともに机に向かう習慣がついた。 グループでの話し合いや将来に目を向けるホームルームなどがこまめに開催されており、それへの参加もモチベーションになった。 そこからはひたすら英語の成績向上に取り組んだ。 学校の文法の問題集を納得がいくまで何度も繰り返し解き、平行して塾でも文法の授業も受けて、定着をはかっていた。 単語も学校指定の速読英単語を一番細かい文字のところまで、日本語と英語を両方言えるようになるまで反復した。 毎回の単語テストで8割をとる、という目標に向かって頑張っていた。 その結果、高1から高2の前半で、単語、熟語、文法の英語の基礎の三要素は完璧にすることができていた。 学校の英語の成績も、学年最上層を目指して頑張っていたことで、無事に高2から上のグレードで勉強できることになった。 高校生になってからのグレードの移動は母校では珍しいことだったので、これがとても大きな自信になったと思う。 ■高校2年 高1のうちに完成させた英語の基礎が生きてきて、センター模試の得点が順調に伸びた。 また長文の授業を取って音読で復習、というサイクルも大事にした。 塾の方針もあって、基本的に基礎固めはセンターの得点を基準にしていた。 その中で英語は得意科目だ、という自信ができたので、若干調子に乗ってセンター10年分を夏に先取りで解いてみた。 その結果、高2の終わりまでにセンター英語の得点は9割を安定させることができた。 これが早稲田合格につながった大きな原因だったと思っている。 英語の話ばかりしているが、国語は小学校からの得意科目だったので、苦手意識はまったくなかった。 しかしセンター国語は、実力に加えてかなり形式への慣れが必要となってくるので、この時期の演習量では手がつかず、点数は6割強をさまよっていた。 古文と漢文の読解力の不足も原因ではあったかと思う。 しかし、学校が国語の教育にはかなり力を入れており、定期テスト対策中心に勉強していけば苦労することはないなという実感があったので、それほど焦らずに過ごしていた。 とにかくこのままいったら受かるな、という謎の自信に満ち溢れて高3を迎えた。 ■高校3年夏まで 高3に入ってすぐ後悔したのは、高2のうちに世界史に手をつけておかなかったことだ。 英語はこの時期からセンターが安定したこともあり、春から私大本番レベルの演習を過去問などで多く積んでいた。 国語も学校の勉強についていくだけで成績は順調に伸び、演習を重ねることで夏には私大の問題にも十分対応できる力がついていた。 しかしそれに甘んじてしまって、しっかり世界史を始めたのが高3の春を過ぎてからだった。 始めてみたら莫大な範囲に圧倒され、あの自信がなんだったのかすらわからなくなり、一気に真っ青になった。 慌てて夏休み直前までに通史を終わらせはしたが、量に気が遠くなるばかりで、そのまま夏休みに突入してしまった。 ■夏休み 今振り返ってみれば夏休みの使い方については思いっきり失敗だったなと思う。 夏前の模試の点数は英語が190ちょっと、国語が160ちょっとで、世界史が半分も取れなかった。 誰が見ても世界史が課題なのは明らかなのに、夏休みにあらぬ幻想を抱いてしまい、特別なことをやらないと、という強い気持ちにかられて、なぜか単語や漢字などを盛り込みまくった計画を立ててしまった結果、肝心の世界史に手が回りきらなかった。 時間的には、朝8時ごろから遅くて夜の9時ごろまで、短くても8時間は勉強していた。 量が確保できているのはわかっていたのだが、その中での質の上げ方がまったくわからず、暗中模索状態だった。 それへの焦りもあって余計勉強が進まなくなり、どんどん効率が下がって、気づいたら二学期になってしまっていた。 しっかりやったことといえば、英国社のセンター過去問を十年分解ききったことぐらいだろうか。 しかしこれこそが秋の自分を助けたものだと今となっては感じている。 これは後ほど詳しく述べる。 とにかくどんなに嫌になっても塾へ行き、辛くなったら先生に相談しようと心がけていた。 行って辛くなったら帰っていいからとりあえず行く、という方針がいいかと思う。 この経験から、これから夏休みを迎える受験生には、夏休みだからといって期待しすぎてはいけない、と言いたい。 夏休みに勉強したら伸びるのではなく、夏休みを利用して自分で自分を伸ばすのである。 とにかく力みすぎずに、ある程度余裕を持った夏にしたかったなと後悔している。 夏休みだからといって何もかもできるわけではない。 ある程度のことをやれば、その分の結果が後からついてくるから、焦る必要はないのだ、と今となっては思う。 ■二学期からセンター前まで 夏最後の模試の世界史でも五割を得点できず、英語の得点も下がってしまい、半泣きで秋に突入した。 さすがにこの時期になって世界史がこの状況なのはまずいとわかってはいたが、やはりそれと平行で他教科の対策や過去問演習をしなくてはならないと思うと、強い焦りを感じて何度も足が止まり、ひたすらに苦しい時期だった。 早稲田に行けないかもしれない、と思うだけでも目の前が真っ暗になった。 高2までになんとか英語と国語の基礎力が固まっていたのがせめてもの救いだったが、世界史が嫌になるとそれら得意教科に逃げ、それも嫌になると勉強そのものから逃げ、という悪循環に陥っていた。 そんな中、せめてもの励みにと、早稲田の学園祭に行った。 そこでこうはいナビの先輩に、不安で仕方ない、と相談したところ、何があっても最後まで絶対にあきらめてはいけない、一番強いのは自分の感情をコントロールできる人間だ、と強く励まされた。 来てよかった、と思うと同時に、何があっても早稲田に行きたいと思った。 最後の最後までこの言葉が大きな支えになった。 そのあとは、一問一答を答えの順番まで覚えるくらいに繰り返し、資料集と照らし合わせてセンターの過去問に落とし込む、というサイクルを根気よく続け、やっと年の暮れ頃になって過去問で8割の得点を安定させることができるようになった。 英語も安定を取り戻し、国語も夏のセンター演習が効いて形式にしっかり慣れることができたため、得点できる実感が出てきていた。 夏に三教科のセンター過去問を十年分解ききったことはとても意味のあることだったとこの頃強く感じた。 特に国語は解いた分だけ形式への耐性がつくので、実力に比例して点数も上がるようになったし、時間内での読解力も身につくため、私大入試への対策にもなった。 ■センター直前 自分ならできる、と言い聞かせながらひたすらセンター形式の問題集を解いていた。 英語は今までの結果から正直そこまで大きな失敗はしない自信があったが、あとの2教科で突然事故ったらどうしよう、と震えながら毎日机に向かっていた。 苦しいときこそ集中するべきは目の前の問題だ、という予備校の先生の言葉を思い出しながら頑張った。 本番前日、2年半頑張ってきた予備校で、ずっと見守ってきてくれた先生方が温かい言葉で見送ってくださったのを今でも覚えている。 一番不安だった世界史の一問一答の表紙にメッセージを書いていただき、当日会場にも持って行った。 当日は新宿という慣れ親しんだ土地の会場だったので、思いの外緊張せずに、模試のような感覚で受けられた。 少しだけお腹が痛くなったので、コンビニを探して、混んだレジで痛み止めを買ったのが鮮明に思い出される。 昨日のことのように覚えているが、我ながら落ち着いていた。 さすがに世界史を解くときは息が止まりそうだったが、それでも一問一問、怯えながらでも確実に進んだ。 ただ世界史で糸が切れてしまったのか、どっと疲れが出て、得意科目の英語にろくに集中できなかった。 初めての試験だったが、一日を通して意外にリラックスして受けられたので、こんなものか、という実感が残った。 ただ得点結果は漠然と怖かった。 解答速報を一人で待つのが嫌だということで、塾の友人たちと近くのマックでたわいない話で夜まで盛り上がった。 深夜の解答速報で震える手で採点をした結果、英語は180まで下がったが、世界史は89点、国語も180だったのをリスニングの満点で底上げし、全教科で9割を得点することができていた。 結果センター利用で明治と立教の合格をもらうことができた。 今まで頑張ってきてよかった、と心の底からほっとしたのを覚えている。 ■センター後〜一般入試 早稲田の過去問にひたすら力を入れた。 併願校の過去問は感覚を掴むために一年か二年、という感じで、ほぼ解かなかった。 早稲田の問題は学部が違っても、特に国語は形式が似通っている部分もあるし、どの教科でも、違う学部だが過去問のパターンが同じということもあるので、受ける予定の学部を横断しつつ解き進めた。 文化構想と形式が同じなので、文の英語がかなりいい練習になった。 文、文化構想、教育、社学、国教で、早稲田いけるならもうどこでもいい、となりかけながらも文構への思いを捨てきれずに、得点に一喜一憂しながら毎日を過ごした。 世界史に関してはセンターの得点が自信になり、早稲田の問題もそこそこ解けるようになっていた。 あとは全教科、本番までにどれくらい細かいところを詰めて、当日どれくらいの力を出せるかにかかっていると思ったので、ひたすらに演習を重ねた。 ■一般入試期間ダイジェスト 上智大学人間科学部 TEAP利用 ◯ 世界史の突然の論述に動揺したが、TEAPの高得点が効いた。 難しかったり初出の問題にはみんな動揺するので、それ以外の部分をいかに取るか、と頭を切り替えられたのも勝因。 上智大学人間科学部 一般 ◯ 英語で多い問題にも着実に得点できたのが勝因。 下にコンビニがあって、お菓子を楽しく選べる程度にはリラックスしていた。 国際基督教大学 ◯ 突然の強い腹痛、体調不良に襲われ、問題を読むのもやっとという状態で受けた。 机は肘置き型のものだけで、椅子もクッションがなく、環境としては最悪。 正直本当に受かるとは思っていなくて動揺したが、英語と読解力の基礎で勝負できたのだと思う。 早稲田大学文化構想学部 ◯ 第一志望。 教室の匂いまで細かく記憶している。 得意科目に力みすぎて頭にもやがかかったように英文が読めなくなり、パニックに陥る。 当日の夜、不完全な解答速報をもとに自己採点をしてしまい、結果にショックを受けてろくに眠らず翌朝の国際教養に臨む。 早稲田大学国際教養学部 × 前日のことがあり泣き腫らした目で受けた。 コンディションとしては非常によくなかった。 あんまり考えてないし、と半ば自暴自棄になって解いた。 冷静になって考えると、慎重にやらないと点を稼ぎづらい国語を適当に解いたのが一番の敗因。 得点標準化の闇に飲まれたのだと思う。 慶応大学文学部 ◯ 解答用紙が予想以上に大きくて驚いた。 連日の試験で体調を崩し、朝わりと本気で欠席を考えたが、どうせならと思って受けた。 辞書が使える英語の訳や論述が勝因かと思う。 早稲田大学文学部 ◯ 早稲田の受験にも慣れてきた。 世界史に知らない問題が多くて動揺した。 大問一番の最初の語句記述がさっぱりわからず、落ちたかな?と思っていた。 早稲田大学教育学部 複合文化学科◯ 対策不十分で形式には慣れなかったが、他の学部の過去問の演習だけでもなんとか対処できた。 早稲田大学社会科学部 ◯ 前々日に文化構想の結果が出た。 それでも受けないのは悔しかったので、どの試験よりも集中して受けようと決めて臨んだ。 また英語で、授業で扱ったトピックがそのまま出たのが大きなアドバンテージだった。 文化構想の発表の朝は寝坊しようと思っていたのに、結果開示より40分早く目が覚めてしまい、布団の中ではやる気持ちを抑えつつ丸まっていた。 今までの人生で一番残酷な40分だったと思う。 母親の隣で、合否案内の番号に発信した。 合格の通知を聞いた瞬間、二人で震えながら安堵のため息をついた。 母親が買い物に出て一人になった後にゆっくり達成感が迫ってきて、さめざめと泣いた。 予備校には夕方報告に行った。 おそるおそる顔色を伺っている先生にハンドサインを出した。 あの瞬間の先生の表情を一生忘れない。 多くの合格を手にすることができた理由は、ひとえに低学年のうちに完成させた基礎力につきると考えている。 教科書レベルの問題=基礎力は、どこの大学にも太刀打ちできる根本の力なので、それを固めて高3から演習に入れたことが、かなりのアドバンテージだった。 過去問で対策せずとも、地の力だけで他校の問題にも対応できた。 どんなときでも基礎レベルの問題を馬鹿にしないでほしい。 受験で勝敗を分けるのは「難しいことを正確に解ける力」ではなくて、「簡単なことを確実に解ける力」だと、試験を終えてみて実感している。 英単語帳なら赤字の、一問一答なら星3つの部分を確実にすることからはじめてほしい。 ■それぞれの教科の攻略法について ◎英語 音読につきる!! 音読して何がいいかというと、英語独特のリズムが体にしみつくこと。 熟語の空欄補充の難問などでも、リズム感から考えてフィーリングで当たるようになったりする。 これについては古文、漢文もまったく同じことと考えていいと思う。 もちろんひとつひとつ覚えるにこしたことはないのだが、音読で覚えた文章は頭から抜けづらい。 単語、熟語、文法を理解した上でこれを繰り返していくと、読めない英文はなくなる、といっても過言ではないと思う。 最低でも読んだ文章は10回は音読していた。 音声教材があるなら、文章に合わせてシャドーイングもできるのでさらに効果的。 英語は実力が安定すればなかなか下がらない科目なので、早めに完成させておいたほうがいい。 ◎国語 「いったん実力が安定しても得点が上下しやすい科目なので、英語と違った意味で早期完成が大事。 得点に一喜一憂せずに、ひたすら形式への慣れを積んでいくこと。 また、背景知識を多く積み重ねておくことも大事。 時事問題などそのとき流行っている話題に常に敏感であってほしい。 トピックへの関心と知識があるのとないのとでは、文章の読みやすさが圧倒的に違う。 ◎地歴公民 インプットをしたからといって、すぐにアウトプットにつながるわけではない、と思っていてほしい。 だから攻略法としては、ひたすらに一問一答などを反復しまくることに尽きる。 暗記科目だからといって、入れた知識を何ヶ月も熟成させないと、実際の問題への即戦力にはならないと終わってから気づいた。 世界史以外にも言えることだが、嫌になるまで何度も何度もやって、はじめて安定した得点につながるのが暗記科目だと思う。 私も夏前から始めて、得点につながったのは秋後だった。 やった分だけ伸びは約束されるが、それが出てくるのには意外にある程度の時間がかかる と思っていてほしい。 ■おすすめテキスト(参考程度に読んでほしい) ◎英語 速読英単語 これを隅から隅まで覚えておけば外れはないと思う。 ただきちんと重要な部分から順に固めていかないと、かなり知識に穴が出るので注意。 長文が挟まれているので、それを音読するとさらに効果的。 マスターした後に、ターゲット1900で語彙を補強したら、単語熟語の面では最強。 なんでもいいから文法書一冊 付属の問題集付きの分厚い文法書を買ってきて、納得いくまで何周もする。 わからない問題はやり直すサイクルを続けていくと、文法の面でも最強。 私はインスパイアという学校指定のものを使っていた。 やりやすいものを厳選して選んでいいと思うが、とりあえず一冊選んだらそれをしっかりマスターすることが大事。 ◎世界史 一問一答(東進ブックス) 強く勧める。 星の数で重要度がわかるし、小話も挟まれていて飽きない。 私はわからないところに付箋を貼って覚えたら剥がす、という習慣をつけていた。 その莫大な量がクラスで有名になった。 それがだんだんと減っていくのを見て、クラスメイトも応援してくれた。 世界史の実況中継 3巻と4巻を使っていた。 特にこの辺の時代からは、国際関係の複雑さから流れが重要になってくるので、一問一答に図なども含めて書き込みながら暗記を強化していた。 驚くほどわかりやすくて、購入したセンター前に安心で泣きそうになった。 ■最後に 長い文章を最後まで読んでくれてありがとうございました。 早稲田生になった今この文章を書いていますが、いまだに自分が早稲田に通えているということへの実感はわいていません。 毎日夢の中を歩いているようです。 それぐらい受験期は早稲田に行きたいと思っていたし、それが現実になったことがいま信じられずにいます。 早稲田は本当に本当に楽しい大学です。 どんなことでもやりたいことを追求できる自由な雰囲気と、それを支えてくれるさまざまな才能を秘めた人たちで溢れています。 必ず誰でも自分を生かせる環境を見つけることができると思います。 ただ、それは、入学前にどれだけそのビジョンがはっきりしているかに大きく左右されるのだ、と入ってから実感しています。 私もこの学部で何をやりたいのか、という目的がしっかりなかったので、いま必死でそれを探している一人です。 だからこそ、これから受験するみなさんには、なぜ、何を求めて早稲田に入るのか、入ってから何をするのか、できるだけ明確にさせてから飛び込んできてほしいです。 それを叶えるだけの環境は、探せば必ず整っていると思います。 早稲田に行きたい強い気持ちがあるなら、「早稲田に行くこと」だけを目的にしていてはもったいないです。 あまりにも多くのことができてしまう大学だからこそ、ぼんやりとした目的意識しかなければ、何をしたいのか探すだけでどんどん時間が過ぎていってしまいます。 抽象的な話になってしまいましたが、とにかくこれを早稲田でやりたい! ということをできるだけはっきりさせてから来てほしい、ということです。 受験という大きな壁を前に、漠然とした焦りを感じている人も多いと思います。 これからその焦りはどんどんはっきりとした形になって、みなさんの足を止めるかもしれません。 でも、長い道でも、やるべきことを積み重ねていけば、いつか終わりが来ます。 その分、1日1日を大切にしてほしいなと思います。 どんなにあと何日しかない、と焦って歩みを止めても、それがさらに少なくなったときには、あのときやっておけばよかった、と必ず思います。 私の受験はそれの繰り返しでした。 だから苦しいと思ったときこそ進み続けるしかないです。 些細なことでも必ず自分の力になっています。 私が先輩に励まされたときのように、みなさんも絶対に絶対に諦めずに最後まで進み続けてほしいです。 諦めることだけはしてはダメです。 早稲田に行きたい!という気持ちは、絶対間違った目標ではないです。 自分なりのモチベーションと向き合って、壁を乗り越えてください!! みなさんに会えることを楽しみにしています!! バックナンバーに戻る |