「解体と構築」講義レポート 前編 ツイート

2016年2月17日

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2015年早稲田祭初日、我々早稲田リンクスが作曲家・杉山勝彦氏をお招きして開催した講義「解体と構築~音楽の生まれる瞬間~」。杉山氏は嵐や中島美嘉、AKB48、乃木坂46、私立恵比寿中学をはじめとする多くのアーティストに楽曲を提供し、今日の音楽シーンを代表する作曲家だ。また、ポップスユニット「USAGI」のギタリストとして自身もアーティスト活動を行っている。以下、イベント当日の模様をレポートする。


【前編】

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「制服のマネキン」、「君の名は希望」を皮切りに、制作楽曲のPVが次々とスクリーンに映し出され、杉山氏が登場。アコースティックギターを手に取り、美しいメロディーを奏でたのち、「母校の早稲田大学で講演をできることが嬉しく、わくわくしています」とコメントした。彼は理工学部建築学科卒である。


「今日はせっかく1時間半を共に過ごすので、みなさんのモチベーションを少しでも高められたらと思います。今日この講義を通して、自分自身に問いかけてほしい質問があります。それが『天才とは』です。」


友人がインターネットで杉山氏の名前を検索したところ、関連ワードとして「天才」が出てきたと伝えられたという。

「不思議だなあと思いました。大学時代、友達から天才だと言われたことは一度もなかったし、自分の幼少期を思い返してみても、天才だと思ったことなどなかったからです。」


杉山氏は、天才ではない人間が社会的に成果を出して「あの人は天才かもしれない」と他人に思わせることは決して不可能ではない、と語った。



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